遺産、火山による景色、宗教的な歴史があり、フランスで最も趣のある街のひとつである。現在でも取り入れられているサンティアゴ・デ・コンポステラ巡礼路のうちのひとつの経路の出発地点にもなっている。この街には2つの世界遺産がある。ノートルダム・ド・アノンスィアシヨン大聖堂(la cathédrale Notre-Dame-de-l'Annonciation)と12世紀に建てられたロテル・デュー(l'Hôtel-Dieu)で、後者は巡礼者たちを受け入れ、貧しい病人たちの世話をした最初の献身的な病院だった。ル・ピュイ=アン=ヴレは少なくとも2千年以上も前から緑レンズ豆の栽培において有名で、手作業で作られるレースも同様に何世紀もの間知られている。