エスパリオン Espalion
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基本情報

アヴェロン県の北西部に位置するエスパリオンは、中世の時代からサンジャック・ド・コンポステルの巡礼路の商業の中心地として栄え、多くの巡礼者を迎えてきた。貴重な文化遺産が多く、この地域の重要な観光名所となっている。なかでも有名なのがユネスコ世界遺産にも登録されている11世紀の橋「ポン・ヴィュー(pont vieux)」 。地域あげての大きなお祭りが開催される5月には、移牧される羊の群れがこの橋を渡る。ロット川沿いに並ぶ古い建物の多くはかつての皮なめし工場で、皮を洗うために川に下りる階段がある。ロマネスク芸術や赤砂岩のペルス教会も見どころ。一風変わったところでは、潜水服と民芸品の博物館がお薦め。アヴェロンの人々がダイビングに注ぐ情熱、地域の歴史と文化を伝える民芸品のコレクションを一度に楽しめる。
〈アクセス〉コンクから48km。2つのルートがあり、いずれも車で約50分。
①風光明媚なロット渓谷経由:グラン・ヴァーブル(Grand-Vabre)、アントレグ(Entraygues)、エスタン(Estaing)を通ってエスパリオンへ。
②マルシヤック経由:D920号線でマルシヤック(Marcillac)に入ってボズール(Bozouls)方面へ向かい、エスパリオンへ。
この村のテーマ
- 世界遺産