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フランシュ・コンテ風のフォンデュ (La fondue comtoise)

チーズフォンデュはスイス発祥の料理で、高地の牧場で何ヶ月も家畜の群れと共に過ごし、孤立して暮らしていた人たちの食事であった。彼らは余ったチーズと少し固くなったパンを利用する方法としてこの調理法を考案、後にそのレシピは国境を越え、コンテチーズを使ったフォンデュがこの土地の名物に。ラ・フォンデュ・フランコントワーズとも呼ばれる。

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キャベツ入りソーセージ (La saucisse au chou)

ジュラ県の特産品のひとつでもあるキャベツ入りソーセージ。キャベツは食料に恵まれなかった山岳の人々にとってほぼ唯一の青物野菜だっため、このソーセージもその3分の1が細かく刻まれた白キャベツ。それに豚ひき肉と塩、香辛料、ハーブなどを加え、直径6cmにも及ぶ太い豚の腸の中に詰め、プレス器で絞り出す。それを数時間殺菌した後、2.3日乾燥させれば完成。ただしこれが作られるのは、キャベツの収穫期である冬のみ。完成後はすぐに消費されるといっても過言でもないほどの名物だ。

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    ジュラのマール酒 (Le marc du jura)

    フランスの3大アルコールのひとつとも言われるジュラのマール酒は、混じり気のないブドウから作られる蒸留酒で、アルコール度数は50~60度。ドライフルーツ、古代ギリシアのコリント(Corinthe)ブドウを感じさせる繊細な香りが特徴で、後からバニラの芳香がふわりと舞い上がる。

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    コンテチーズ (Le comté)

    硬質で濃厚な味わいで知られるフランシュ・コンテ地方(Franche-Comté)のチーズは1958年、フランスのAOCチーズに指定。牛の生乳を原料に加熱されたパートを圧縮、直径55~75cmの大きな石臼の形に成型され、その大きさは32~45kgもある巨大サイズ。ひとつ作るのに、およそ450ℓもの牛乳が必要と言われる。

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    笑う牛 (La vache-qui-rit)

    イヤリングをしたユニークな牛のキャラクターでおなじみの“笑う牛”チーズは、すべてのフランス人にとって親しみのあるチーズ。エメンタールチーズをベースにしたソフトでと粘り気のある食感が特徴で、市販用の箱の中には、放射状に切り分けられたチーズが個包装されている。現在は世界90カ国以上で販売され、日本では“Laughing Cow”としてもおなじみ。子供のおやつや、屋外でのピクニックにもぴったりのチーズ。


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