フランスの各村観光局公認サイト「ボン・ボヤージュ」

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3月のフランス


フランスの風景

この月の気候

気温も上がり、晴れた日が続くようになります。ところがジボゥレと呼ばれる、突風やあられまじりのにわか雨が降ることがあるので気をつけて。 この時期、町をあげてカーニバルの準備をし、子供たちも思い思いに仮装をして楽しみます。 カーニバルはキリスト教に由来しますが、地域よっては祭りを盛り上げるために、路上のダンスパーティが開かれ、大通りには飾り付けた山車が連なり、カーニバルの女王を選ぶなど、それぞれ趣向を凝らします。

フランスの平均気温と降水量

フランスには、日本と同様に四季があります。また、国土が広いため、地方によって気候がちがいます。 服装や雨具の用意など、旅行前には一度気候をチェックしましょう! フランスの平均気温と降水量 フランスの平均気温と降水量

イベント

Carnaval Vénitien d'Annecy

ベネチアンカーニバル – アヌシー (Carnaval Vénitien d’Annecy)
2025年 3月 7日 ~ 9日
アヌシーで開催されるイベント。ベネチア風の華やかな仮装とパレードが見どころ。色とりどりの衣装とマスクが街を彩る。
www.lac-annecy.com/fete-et-manifestation/carnaval-venitien-annecy/

国際ツーリズムフェア – パリ (Salon Mondial du Tourisme)
2025年 3月 13日 ~ 16日
世界中の旅行情報と観光業界の最新トレンドを紹介する展示会。旅行好きや業界関係者にとっては必見。
www.salons-du-tourisme.com/fr-FR/paris

ソー・エルメス – パリ(グラン・パレ)(Le Saut Hermès au Grand Palais)
2025年 3月 21日 ~ 23日 
エルメス社主催の馬術競技大会。世界各地から結集した名騎手と名馬が、歴史的建造物でもあるグランパレで障害飛越競技を中心とした国際馬術競技に挑む。
www.sauthermes.com/

カフェマラソン – パリ (La Course des cafés)
2025年 3月後半の日曜日(未定)
水を入れたグラスにコーヒーカップ、クロワッサンをのせたトレーを持って、およそ2キロの距離のタイムを競うユニークなレース。

旬のグルメ・食材

マンダリン/クレモンティーヌ(Mandarine/Clementine) 程よい酸味のあるクレモンティーヌ・甘みのあるマンダリンは、この時期大人気のフルーツ。

アミガサ茸(Morille) 食用のキノコだが、生キノコには微量の毒が含まれるので、加熱または乾燥キノコが食される。 用途は多様で、オムレツやスープに入れたり、またはクリーム系のソースにもよく合う。

西洋タンポポの葉(Dent-de-Lion / Piss-en-lit) 直訳すると『ライオンの歯』。(西洋タンポポの葉はギザギザしており、ライオンの歯のようだということから) 栄養価も高く、ほろ苦さが特徴のタンポポの葉はこの季節のサラダなどに良く用いられる。

ホワイトアスパラガス(Asperges Blanches) 春の訪れを告げる食材のひとつ。グリーンのアスパラガスよりも甘みがあり、柔らかい。 皮は硬いので、薄く剥いてから調理(ボイル・グリルなど)をする。

いちご(Fraises) フランスのマルシェ・店頭に並ぶのは、日本のイチゴと比較すると、だいぶ小粒なもの。 甘すぎず、すっぱすぎず・・・野生味も感じる素朴な味わいがフランス的。

アーティチョーク(Artichauts) 別名:朝鮮アザミ。大きなツボミの中心部にある柔らかいガクの部分と花托を食用にする。 購入の際には、穂先がキュッと閉じていいて、綺麗なグリーン色のガクをした張りがあるアーティチョークを選びましょう!

ビーツ(Betterave) 赤い色をしたカブのような形をしている。 独特の甘味がある食材で、丸ごと茹でた後、煮込みや酢漬け・サラダなどに使用。ロシア料理のボルシチには欠かせない野菜となっている。

ポワローネギ(Poireau) ネギの仲間ではあるが、日本のネギと比べると茎が太く、葉は硬く扁平で厚みがあり、切るとV字型になる。また、味も香りも”まろやか”でやさしい甘みがある。 白い部分は茹でてスープや煮込み、グラタン、キッシュなど様々な料理に使える万能食材。

パースニップ(Parsnip) セリ科のニンジンに似た根菜で、味は淡白。甘みとわずかな苦味がある。煮くずれしないので、煮込み料理の食材としてよく用いられる。 古代ギリシャ時代から地中海周辺で食べられており、当時から食用だけではなく薬用としても重宝されてきた。

芽キャベツ(Chou de Bruxelles) キャベツが小さくなったような形で、巻きも固くしっかりしている。1株で50~60個収穫でき、味は普通のキャベツに比べ、少々苦味がある。 栄養効果は絶大で、ビタミンCを大変豊富に含み(レモンの1.5倍)ふつうのキャベツと比べると3倍以上。 カロチンやビタミンB2、鉄分なども、小さな野菜に凝縮されている。

季節のチーズ(Fromage) ボーフォール(Beaufort):アボンダンス・コンテと並び「3大山チーズ」と呼ばれるサヴォワ地方のハードチーズ

今月のレシピ

アーティチョークの詰め物(Artichauts) 大きなつぼみの真ん中にある柔らかいガクの部分と、花床部分を食します。 食卓に並ぶと華やかな一品。見た目より簡単に扱えるので、是非トライして下さい!

レシピはこちら

ピペラード(Piperade) 卵が入った、優しい味わいのラタトゥイユ。トロリと仕上げるためには、卵を入れるタイミングがポイント!

レシピはこちら
 

今月の旅のフランス語

Ça va bien(サ ヴァ ビアン)? Oui(ウイ), tout va bien (トゥ ヴァ ビアン) / Non(ノン), ca ne va pas (サ ヌ ヴァ パ).

大丈夫ですか? はい、大丈夫です。 / いいえ、大丈夫ではありません。 様々なシーンで使えるフレーズです。