ニゾン Nizon
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基本情報

ポンタヴェンの郊外にある村、ニゾン(Nizon)。1954年までニゾンとポンタヴェンはまったく別のコミューンだったが、この年に合併した。周辺にはトレマロ(Trémalo)、ケルゴルネ(Kergornet)、ケルガジュエル(Kergazuel)やサン・タンドレ(Saint-André)など、いくつもの礼拝堂がある。ゴーギャンはここニゾンでも、素晴らしい作品を描いている。1889年の「黄色いキリスト」(Le Christ Jaune)は、トレマロ礼拝堂にある17世紀の極彩色の十字架に掛けられた木のキリスト像から着想を得た作品で、現在はアメリカのバッファロー(Buffalo)にある美術館に展示。また緑のキリスト(Le Christ vert)は、ニゾンにある石の磔刑像にインスピレーションを得たもので、ベルギーのブリュッセル王立美術館(Musées royaux des Beaux-Arts de Bruxelles)で鑑賞することができる。
【アクセス】
ポンタヴェンからD24を通って、ロスポルデン通り(route de Rosporden)を進む。
この村のテーマ
- 芸術家ゆかりの地