サルラ Sarlat
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百年戦争と宗教戦争の間、イギリス軍に占領されたペリゴール地方南部を再征服するための拠点として、戦略的な役割を担ったこの町は9世紀の初頭、その大修道院と同じ名前を与えられた。その後、何世紀もの間、町を守っていた城壁は、1750年に破壊されたが、昔の豊かで輝かしい町の名残はいたるところに見られ、ペリゴール地方の最も重要な観光名所となっている。町はハート型のプランに従って、築かれていて、現在のメインストリートのレピュブリック通りで町は二分されている。この開発方法は15世紀、17世紀の都市建築において典型的なものだ。
〈見どころ〉
サン・サセルドス・カテドラル(La Cathédrale Saint Sacerdos):
12世紀と17世紀の間に造られたがゆえに、ロマネスク様式とゴシック様式が入り混じっている。
ランテーン・デ・モール(La Lanterne des morts):
17世紀の素晴らしいロマネスク様式の塔(おそらく礼拝堂だが役割は不明)
ロテル・プラモン (L’hôtel Plamon) :
14世紀に建てられた3階建ての邸宅。ゴシック様式の都市型住居の最も美しいモデルのひとつ。
作家ラ・ボエシ(La Boétie)の家:
この町で一番有名な子供、16世紀に建てられ、現在では展示会会場
ロテル・ドゥ・ヴィエンヌ(L’hôtel de Vienne):
中世の家々の注目すべき調和を楽しみたい。
ル・プレズィディアル(le Présidial):
17世紀初頭の珍しい裁判所の1つ
さらに深くこの町を堪能したいなら、、広場の周囲の道をくまなく散歩するのがおすすめ。コンシュル通り(la rue des Consuls)、スィエージュ通り(la rue du Siège)やリベルテ広場(la place de la Liberté)に沿って、数々の邸宅を見ることができる。