コルニョン Cornillon
セーズ渓谷にあり、2000年の歴史を持つ村。封建時代の古城の遺跡が残る。
基本情報
セーズ渓谷にある村。昔は防衛拠点だった。封建領主の古城の城壁と遺跡が残り、かつての栄華をしのばせる。村の歴史はキリストの生きていた時代に始まった。最初に出来た城については1121年の記載が残っている。アヴィニョンにローマ教皇が居た時代のことだが、教皇グレゴリオ11世の兄が1379年にこの城に居住した。1383年の森林一揆や、地方で起きた戦争は残酷なものであった。モンモランシー家アンリが王権に対して起こした蜂起により、コルニョン城は破壊された。現在、野外劇場に改造された城の中庭からは、セーズ渓谷を見渡せる。