フランスの各村観光局公認サイト「ボン・ボヤージュ」

メニュー ログイン マイページについて

サレール Salers

フランスで最も美しい村と言われるこの村では、中世からルネッサンスへの時代の旅を楽しめる。ものみ櫓、塔、そして城塞…歴史を感じさせるものが溢れている。

googlemapで開く 村内マップ
Access
リヨン(Lyon)から330km パリ(Paris)から540km ボルドー(Bordeaux)から310km
基本情報
メニュー

基本データ

地域
オーヴェルニュ Auvergne
人口
368 人
面積
4.85 k㎡

オーベルニュ地域自然火山公園の入り口に位置する標高947mのサレールは、歴史的建造物の宝庫。この地に一歩足を踏み入れれば、中世からルネッサンスへと流れる時代を感じることができる。一方でフランスでも指折りの絶景とされる標高1,787mのマリー山には、カモシカやマーモットなど珍しい動物との出会いがあり、カンタル山脈を背景に、アスペル渓谷とマロンヌ渓谷に突き出した岩山のいただきに位置する「フランスで最も美しい村」として特に有名である。そこから街へと下り、豪邸が立ち並ぶ広場から庶民たちの住む路地までを見学した後は、サン・マチュー(Saint Mathieu)教会を訪れるのもお忘れなく。さまざまな様式が混じりあったこの教会には、15世紀の墓地や、フェルタン ドーブサン(Felletin d’Aubusson)のタピスリーなどがある。食べ物では、チーズ、サレール牛、リンドウ科の多年草ジェンチアレの根を材料にした食前酒などが有名。

この村のテーマ
  • フランスの最も美しい村
  • 自然公園・保護地区・庭園

イベント

2015年のイベント
4月4日:養豚場公開(Journée portes ouvertes:elevage de cochons)
6月23日、7月7日、21日、8月4日、18日、9月1日:マルタ騎士修道会騎士邸宅の見学(Visite contée par le commandeur et chevalier de l'ordre de Malte)
7月26日:狩猟祭り(Fête chasse et nature)
8月7日:牛とチーズの一日(Journée de la vache et du fromage) 10:00 チーズ販売、14:00/18:00 雌牛のお披露目と行進、20:00 田舎風料理とダンスパーティー
8月9日:第3回新書と古書のサロン(3ème Salon du livre neuf et ancien)
8月15日:民俗の祭典(Gala folkloriaue)
8月16日:演劇“7番目の大陸”(Spectacle de théâtre de rue - Le 7ème continent) 19:00~
8月17日:バロックコンサート祭り(Concert festival baroque d'Auvergne)
8月29日:ガラクタ市(Vide-greniers)
9月19~20日:文化・自然遺産の日(Journée européennes du patrimoine)

過去のイベント

サレールの著名人

アクセス情報

  • サレールを訪れる
  • 村内の交通
バスを利用

バスを利用

車を利用

車を利用

◆パリ(Paris)から約6時間
―高速道路A6に乗り、そのままA10 へ。
―オルレアン/ナント/ボルドー(Orléans/Nantes/Bordeaux)方面へ向かい、その後A71でオルレアン(Orléans)方面に。
―A71 を走り、A89 へ合流してボルドー/リモージュ(Bordeaux/Limoges)方面へ。
―出口No25ボール・レ・ゾルグ/ル・モン・ドール/ラ・ブールブール(Bort-les-Orgues/Le Mont-Dore/La Bourboule)で下り、トーブ、ボール・レ・ゾルグ、サン・トマ、イデ、モーリアック(Tauves,Bort-les-Orgues,Saint-Thomas,Ydes,Mauriac)を超え、サレールへ到着。

◆ボルドー(Bordeaux)から約4時間30分
―高速道路A89 をリヨン/ペリグー/ベルジュラック(Lyon/Périgueux/Bergerac)方面へ。
―高速を降りてN89をサルラ/ブリーヴ・ラ・ガイヤード(Sarlat/Brive-la-Gaillarde)方面へ。
―高速道路A89に再び乗りリモージュ/クレルモン・フェラン(Limoges/Clermont-Ferrand)方面へ。
―高速道路A20に合流し、トゥールーズ(Toulouse)方面へ走る。再びNo50ブリーヴ・サントル(Brive-Centre)の出口を降りる。
―ブリーヴ - テュル - ラギュンヌ - アルジャンタ - ラシャン - サン・プリヴァ - サン・ジュリアン・オー・ボワ - プルー - アリー - ドリュジュアック・サン・ボネ・ド・サレール(Brive, Tulle, Laguenne, Argentat, Lachamp, Saint-Privat, Saint-Julien-aux-Bois, Pleaux, Ally, Drugeac, Saint-Bonnet-de-Salers)を通過して、サレールへ到着。

◆リヨン(Lyon)から約4時間30分
―高速道路A7をマルセイユ/サン・エティエンヌ(Marseille/Saint-Etienne)方面へ。
―高速道路A47へ合流してジヴォール/サン・エティエンヌ/クレルモン・フェラン(Givors/Saint-Etienne/Clermont-Ferrand)方面へ。
―N88をル・ピュイ・オン・ヴァレー(Le Puy-en-Velay)方面へ走り、N488をサン・エティエンヌ/クレルモン・フェラン(Saint-Etienne/Clermont-Ferrand)、
ロアンヌ - クレルモン・フェラン(Roanne - Clermont-Ferrand)方面へ。
―再び高速道路A72に乗る。高速道路A710をクレルモン・フェラン(Clermont-Ferrand)まで走る。
―ラクイユ - トーヴ - ボール・レ・オルグ - サン・トマ - イデ - モーリアック(Laqueuille, Tauves, Bort-les-Orgues, Saint-Thomas, Ydes, Mauriac)を通過してサレールへ到着。
鉄道を利用

鉄道を利用

◆パリ~サレール
―パリ→サレール、6時間40分
電車でオーリヤック(Aurillac)まで、その後レンタカー利用。
パリ-リヨン駅→クレルモン・フェラン(Clermont-Ferrand)→オーリヤック(Aurillac)
月~土曜
07:01 – パリ-リヨン駅発
10:26 – クレルモン・フェラン(Clermont-Ferrand )着
10:38 –クレルモン・フェラン(Clermont-Ferrand )発
12:59 – オーリヤック着
オーリヤック(Aurillac)からサレールはレンタカーで。サレールまで41km。

日曜
10:19 パリ・オーステルリッツ駅(Gare d’Austerlitz)発
14:18 クレルモン・フェラン(Clermont-Ferrand)駅着
14:30 クレルモン・フェラン(Clermont-Ferrand)駅発
16:23 オーリヤック(Aurillac)駅着
サレールからオーリヤック(Aurillac)まではレンタカーで。オーリャックまで41km。

―サレール→パリ
月~日曜
10:34 オーリヤック(Aurillac)駅発
12:58 クレルモン・フェラン(Clermont-Ferrand)駅着
13:29 クレルモン・フェラン(Clermont-Ferrand)駅発
16:52 パリ・リヨン(Lyon)駅着

→最新の時刻表はフランス国鉄またはオーヴェルニュ地方フランス国鉄の下記サイトを参照のこと。
http://www.voyages-sncf.comまたはhttp://www.ter-sncf.com/auvergne
飛行機を利用

飛行機を利用

◆オーリヤック・トロキエール空港(Aéroport d'Aurillac-Tronquières):電話04.71.63.56.98、メールaero@cantal.cci.fr.
オーリヤック(Aurillac)から南西に3キロ

パリ・オルリー空港南ウイング(Aéroport d’Orly-Sud)から1時間20分
月~金曜:1日2往復(日曜1便)

→就航しているHOP!社の下記サイトを参照のこと。
http://www.hop.fr/ 
バスを利用

バスや徒歩を利用

サレールの散策。周辺の村を訪れるためにはレンタカーが必須。
車を利用

タクシーを利用

◆AarTaxi Cantal:電話 04.71.43.49.19
◆Allo Aurillac Taxi Radio:電話 04.71.64.78.78
◆Allo Taxi 2000:電話 04.71.43.20.00
車を利用

車を利用

その他

便利情報URL Office de Tourisme

観光案内所 Office de Tourisme

サレール観光案内所 (Office de Tourisme de Salers)

Place Tyssandier d’Escous 15140 Salers
電話 : 04.71.40.58.08

4~6月、9~3月:火~日曜 9:30~12:00/14:00~18:00(10~3月:~17:00) 7~8月:9:30~19 :00

村役場

サレール村役場 (Mairie de Salers)

Place Tyssandier d’Escous 15140 Salers

2015年2月 更新

すべての近郊の村 一覧

ブラジュアック

距離: サレールから 23 km

オーズ峡谷に船の舳先のように張り出すこの可愛らしい小さな村では、12世紀ロマネスク様式の修道院が必見。この修道院ではすばらしい宝物を所有しているのと併せ、薬学の守護聖人とされるサン・コームとサン・ダミアンの亡骸を埋葬したと伝えられ、歴史的建造物にも指定されている。館内は、格調高い現代的なライティングが施されることで、ひときわ引き立つたたずまいを見せ、王立大修道院時代の美しい遺構や、県内で最古の鐘(1466)なども見ることができる。さらにキュレの散歩道を散策すると、村とオーズ峡谷とを一望できる美しい眺めが堪能できる(往復20分程度)。夏場は鷹小屋を訪れることも可能。


この村のテーマ
  • 史跡・遺跡

フォンタンジュ

距離: サレールから 2 km

アスペル川沿いにある中世の村フォンタンジュには、オーベルニュ地方に多く見られる伝統的な形式の家屋が立ち並んでいる。15世紀ゴシック様式のサン・ヴァンサン教会、12世紀のロマネスク様式の鐘楼は一見の価値あり。また、村の入り口には、聖母マリア像を納めたサン・ミッシェル礼拝堂もある。この礼拝堂は1896年に巨大な岩盤を刳り抜き、一枚岩で作られたもの。特に興味深いのは、この礼拝堂が、かつてこの岩山を背に寄りかかるように建っていたフォンタージュ城を彷彿とさせる点。4つの城塞(内覧不可)は村の域内で分散され、フォンタンジュには有力な一族が生活していたことが伺える。村の中心には、その昔ミョウバンが豊富で衣類の漂白に愛用されていたという川が流れ、そのほとりにあるグラヴィエ広場ではゆったりとした時間を堪能できる。


この村のテーマ
  • 古城・城塞

モーリアック

距離: サレールから 20 km

カンタル地方で最も古く、歴史ある都市のひとつとして知られるモーリアックは、さまざまなモニュメントで溢れている。なかでも11〜12世紀に建設されたNotre Dame des Miraclesバジリカ会堂は、オート・オーベルニュで最も重要な記念建造物で、カンタル県では唯一のバジリカ会堂。その西洋的な正面入り口と、タンパン(三角小間)はオート・オーベルニュでは非常に珍しく、同じく南側入り口の右側にある死者の灯明塔(Lanterne des morts)も圧巻。

OPEN
8:00-19:00
サン・ピエール修道院は非常に保存状態が良く、考古学的発掘がされるごとにその下から下から複数の教会があったことが発見されている。

OPEN
7月、8月は日曜の午前を除く10:00-12:00 / 13:30-18:00

6月、9月は同様の開館時間で日曜の午前と火曜定休
モーリアック美術館は昔の牢獄跡にあり、オーベルニュ地方では唯一、毎年工芸や装飾美術のテーマにあわせ、さまざまな企画展を運営する美術館である。その所蔵品の豊かさや多様性には驚かされる。
Expo 2008のテーマは、「旅へ出よう…」
郡庁は、昔のブルジョワジーの屋敷を18世紀に改修したもので、要塞の遺構が残されている。サン・マリー山礼拝堂は、中世の礼拝堂の基礎の上に建てられており、19世紀の建築である。
サン・マリーへ献げられた巡礼のための礼拝堂であり、支配する町からも非常に近い。小高い丘陵からの眺めは絶景だ。
モーリアックでは、現在もたくさんの噴水が水を噴き上げているのを目にするだろう。これらは、注目すべきさまざまな部分に恵まれているこの地域特有の家屋と同様に補修が続けられているからだ。


この村のテーマ
  • スパ
  • 史跡・遺跡

サン・フロール

距離: サレールから 114 km

  芸術と歴史の街と称されるサン・フロールはかつてオート・オーベルニュの首都であった。玄武岩を使った建造物が溢れる街並みは、独特な魅力をかもし出している。
旧市街はアルム広場から始まる。すべての道は町の中心部にあるこの広場へとつながっている。広場には観光案内所がある。
広場に面した15世紀のサン・ピエール大聖堂では、黒いキリストやユダヤ民族を弾圧したローマの総督フローレスの歴史をつづるステンドグラス、地獄と煉獄のフレスコ画や巨大なオルガンなどが見学できる。
観光案内所を出て右側、14世紀の建物は司法官の館。ルネッサンス建築の遺構ともいうべきその建物の裏には、1354年に建てられた司法官の邸宅がある。 現在はアルフレッド・ドゥエによって収集された、絵画、彫刻、調度品、武器、装飾品などコレクションが納められており、芸術的観点からも歴史的観点からも非常に興味深いミュージアムとなっている。
美術館を出て裏にまわって立ち止まり、広場の左端を見上げれば大聖堂。17世紀に再建された司教館の中にオート・オーベルニュ・ミュージアムもある。考古学コレクション、庶民が使った調度品、伝統工芸、宗教芸術などが所蔵されている。
美術館を出て、目の前のフラウズ通りを進み、下の村へ向かう階段を下りる。ヤギの道(le chemin des chèvres)を経て、誰でも気軽に歩けるコースで旧市街の外れへと行くことができる。

城壁跡やショーメット高原の美しい眺めをみながら進むとサン・クリスティンヌ教会へとたどり着く。ポン・ヌフの左隣にはポン・ヴューがある。ラ アール広場には、14世紀に建てられたフランボワイヤンゴシック様式の参事会管理聖堂がある。19世紀にはプラネーズの穀物商のための卸売市場へとかわった。 このチャペルの中には、現在では商店、14世紀のマローヌの美しい噴水がある。マルシャンド通りを行き、ラ アール広場に交わる分岐点の手前にある、ルネッサンスの遺構である知事の館の前で立ち止まってみてほしい。マルシャンド通りを上り左に折れて進むと、サン・ヴァンサン教会がある。

1424年に開かれた、この注目すべきゴシック様式建築は、中世の並外れた修道生活のありさまを物語るもののひとつである。このジャコバン派修道院の母屋は、大革命後は裁判所やフリーメイソン団の聖堂、聖母訪問会の修道院などとして使用され、現在では数々の展覧会や展示などがおこなわれている。ソレル通りを進むと、アルム広場に再び戻る。

アクセス : オーリヤックに向かい、ムラまで国道N122を走り、ロフィアックを越え、サン・フロールへとたどり着く。所要時間2時間程度。


この村のテーマ
  • 古城・城塞

サン・ポール・ドゥ・サレール

距離: サレールから 1 km

少し車を停めて目の前に現れた山を登ってみよう。標高1,592m、往復で45分程度の道のりだ。頂上付近は風化され、びっくりするような荒野が見渡せる。ぜひお見逃しなく!


この村のテーマ
  • 山・渓谷

サン・ヴァンサン・ド・サレール

距離: サレールから 20 km

アングラード・ドゥ・サレール(Anglards-de-Salers)から10km、この村は氷河が作ったマール川の渓谷を見下ろす岩場にある。その古い家並みと、度々改修されながらも今に残る12世紀の教会、さらにそのすぐそばにある15世紀建造のポリー城などが特徴的で、その風景はまるで絵画のよう。またサン・ヴァンサンとLe Vaumierとの間に7つある水車小屋も必見。これらの水車小屋は小麦、クルミやへーゼルナッツ、ブナの実からオイルを精製したり、麻の精製や製材に使われたりなど、様々な役割を果たしていて、通称<Case de Cotteuges>と呼ばれた。


この村のテーマ
  • 山・渓谷