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サン・タントワーヌ・ラベイ Saint-Antoine-l'Abbaye

山間にたたずむ中世の巡礼の村には昔ながらの造りの家々が並び、名高い大修道院がゴシック様式の聖堂を擁して村を見守っている。

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基本情報
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基本データ

地域
ローヌ・アルプ Rhône-Alpes
人口
1000 人
面積
22 k㎡

村の名は、13世紀にできたゴシック様式のサン・タントワーヌ大修道院に由来。修道院へと続くプロムナードは、鮮やかな石造りや木骨組積造りの家々に囲まれ、昔からの露店や、村の経済の中心である中世の市場が並ぶ。サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路上であることから、街並みは整備されており、観光もしやすい雰囲気。一方で、ガイドブックにもあまり載っていない、知る人ぞ知る村でもある。

この村のテーマ
  • フランスの最も美しい村
  • 古城・城塞
  • 物語の舞台を訪ねる

イベント

2015年のイベント
3月26日:創造的な書体のアトリエ(Atelier d'écriture créative) メディアテーク(la Médiathèque) にて 13:34~16:00
5月17日:珍しい花と植物の見本市(Foire aux fleurs et aux plantes rares)
8月8~9日:中世の市場祭り(Fête et marché médiéval)
10月25日:昔風のカボチャ見本市(Foire à l'Ancienne et aux Potirons) カボチャや他の農作物、手工芸品、苗木などを販売、カボチャコンテスト有り

過去のイベント

サン・タントワーヌ・ラベイの著名人

ジャン・ボレル(Jean BorrelあるいはJohannes Buteo)(1492?~1564?)
ドローム県エスペネル(Espenel)の領主の息子で、聖アントニウス修道会の修道士、またルネッサンス期の数学者であった。サン・タントワーヌ・ラベイ大修道院で教育を受け、修道院長を2年間務めた。その後、幾何学と代数学の重要な本を出版する。それは円積問題の支持者たちに反論するものだったが、彼の師で同郷人だったオロンス・フィヌ(Oronce Fine)に称賛された。またボレルは機械類や日時計も製造し、ロジスティカ(Logistica)、文字合わせ南京錠の解析(ライプニッツ計算機の原型)、ノアの方舟の建築構造の研究などを著した。

ウスタッシュ・ピエモン(Eustache PiémondまたはPiémont)
サン・タントワーヌの公証人で、16世紀後半の30年間についての大変興味深い年代記を残した。

バルム峠のオーギュスタン・モタン(Augustin Mottin de La Balme)
なめし工の息子。騎兵院の将校、乗馬教師、そしてアメリカ騎兵隊大佐及び1777年には監察官を務めた。馬術についての作家。

ジャン・クロード・クルヴェイユ(1787~1866)
他の2人と共にマリスト修道会を創設者。1826年に修道院の一部を買い取り、そこで小学校教師の教育を行った。

レジス・カディエ(1829~1890)
1829年3月16日にサン・タントワーヌで生まれた。両親のジョセフ・カディエとカロリーヌ・アリュイはそこで旅籠屋を営んでいた。レジスは優れた料理人となり、スエーデン王オスカル2世の王家の料理長に就任。のちに豪華ホテルであるグランド・ホテルを創設した。このホテルは現在もストックホルムで唯一の豪華ホテルである。彼はヴァーサ勲章を授与されたが、1890年ストックホルムで急死した。

アクセス情報

  • サン・タントワーヌ・ラベイを訪れる
  • 村内の交通
バスを利用

バスを利用

◆地方高速列車TER、サン・マルスラン駅(la gare TER de St-Marcellin)から、ネットワーク・トランスイゼール(Réseau Transisère) 5250番バスに乗車。
サン・アントワーヌ・ラベイ下車。
車を利用

車を利用

◆リヨン(Lyon)から、1時間30分
―高速道路A43号線で、サン・プリエスト(Saint-Priest)/シャンベリ(Chambéry)/グルノーブル(Grenoble)方面へ。
―A48/E711に入り、ヴァランス(Valence)/グルノーブル方面に走る。
―出口9番(コート・サンタンドレ(La Côte-Saint André)/リーヴ(Rives)/グルノーブル‐イゼール空港(Aéroport Grenoble-Isère)/ラック・ド・パラドリュウ(Lac de Paladru)方面)で高速道路を降りる。
―円形交差点で3つ目の出口を出て、コート・サン・タンドレ(la Côte Saint-André)/県道D71方面に向かう。
―D20でサン・タントワーヌ・ラベイへ。

◆ヴァランス(Valence)から、50分
―国道N532から高速道路A49/E713に入り、出口9番でサン・マルスラン(Saint-Marcellin)方面に降りる。
―サン・マルスランから県道D27でシャット(Chatte)方面へ進み、サン・タサントワーヌ・ラベイまで。

◆グルノーブル(Grenoble)から、50分
―国道N481で高速道路A48/リヨン(Lyon)/ブルグ・オン・ブレス(Bourg-en-Bresse)/ヴァランス(Valence)/グルノーブル‐イゼール空港(Aéroport Grenoble-Isère)方面に走り、A48に乗る。
―ヴォルップ(Voreppe)で緩やかに右にカーブしてA49/E713に入り、マルセイユ(Marseille)/ヴァランス(Valence)方面へ。
―出口9番で高速道路を降り、ポン・タン・ロワイヤン(Pont-en-Royans)/サン・マルスラン(Saint-Marcellin)方面へ。
―サン・マルスラン(Saint-Marcellin)から県道D27でシャット(Chatte)方面に走り、サン・サントワーヌ・ラベイまで。
鉄道を利用

鉄道を利用

◆パリから、リヨン(Lyon)、ヴァランス(Valence)、グルノーブル(Grenoble)経由で、マルスラン(Saint-Marcellin)まで。所要時間は4時間。
※マルスランから、バスか自動車でサン・タントワーヌ・ラベイまで。
飛行機を利用

飛行機を利用

バスを利用

バスや徒歩を利用

車を利用

タクシーを利用

車を利用

車を利用

その他

観光案内所 Office de Tourisme

サン・タントワーヌ・ラベイ観光案内所 (Office de Tourisme de Saint-Antoine-l'Abbaye)

Place Ferdinand Gilibert, 38160 Saint-Antoine-l'Abbaye
電話 : 04 76 36 44 46

月曜 :14 :00-18 :00 火曜 :10 :00-12 :30、14 :00-18 :00 水曜 :10 :00-12 :30、14 :00-18 :00 木曜 :14 :00-18 :00 金曜 :10 :00-12 :30、14 :00-18 :00 土曜 :10 :00-12 :30、14 :00-18 :00 日曜 :10 :00-12 :00、14 :00-18 :00

村役場

サン・タントワーヌ・ラベイ村役場 (Mairie de Saint-Antoine-l'Abbaye)

Mairie de Saint-Antoine l'Abbaye Place Ferdinand Gilibert 38160 Saint-Antoine-l'Abbaye

2015年3月 更新

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ヴァランス

距離: サン・タントワーヌ・ラベイから 46 km

ヴァランス(Valence)はフランスの南東にある地方自治体で、ローヌ・アルプス地方(région Rhône-Alpes)ドローム県(département de la Drôme)の県庁所在地。ローヌ川の中心部に位置し、別名「南仏の玄関」と呼ばれる。アートと歴史の都市・地方ネットワークに属し、歴史的にはドーフィネ地方(Dauphiné)と関係が深い。


この村のテーマ
  • 物語の舞台を訪ねる
  • 史跡・遺跡