ヴァランセ Valençay

距離: ヴァランセから 56 km

フランス建築の特徴が凝縮された名城、ブロワ城を擁する村。高台にあるこの城はルネッサンス時代の歴代フランス国王が好んで使用、宮殿と呼ぶにふさわしい佇まいを見せる。それぞれの時代を反映した城の翼も特徴で、同様に町の家並みも各時代の様式が入り混じっている。白い石のファサードと青みを帯びた屋根のコントラストの美しい通りは特に印象的な風景だ。ほかにも、サン・ニコラ教会、サン・ルイ大聖堂、17世紀の瀟洒な邸宅アリュイ館、ブルターニュ女公爵アンヌの館などもみどころ。もちろん、ロワール川沿いの散策もお忘れなく。

<アクセス>
車で1時間。D956号線でラ・ヴェルネル、セル・シュル・シェール、コントル、コルムレ（Cormeray）、セレット（Cellettes）、サンジェルヴェ・ラ・フォレ（Saint-Gervais-la-Fôret）を経由。

距離: ヴァランセから 49 km

1kmに渡る城壁に囲まれ、2つの門からしか入れないロシュは、中世の姿を残す町。なかでも中世の要塞や高さ40mの主塔は圧巻だ。15世紀に建てられた国王の居住棟（Logis Royal）、オリジナル部分は10世紀に遡り、屋根が独特の形状をしてするサントゥルスの聖堂（Collégiale Sainte Ours）もみどころ。通りを散策しながら「芸術と歴史の町」に指定されるロシュの古い家並み、個人の邸宅を眺めよう。

<アクセス>
ヴァランセから、車で50分。

距離: ヴァランセから 92 km

トゥールはかつてフランスの首都が置かれていた地であり、シャルル7世、ルイ11世、フランソワ1世に仕える多くの大臣や顧問がここに居住していた。

フランス・ルネッサンス発祥の地でもあり、栄華を極めた時代を彷彿とさせる遺産が数多く残っている。

－1235年から2世紀をかけて建設されたサン・ガシアン大聖堂とその回廊

－城

－ロワール川に架かるウィルソン橋

木骨造の家々が建ち並び、中世の面影を残す界隈、15世紀の邸宅が取り囲むプリュムロー広場、市庁舎も必見。



アクセス：自動車で1時間15分。ヴァランセを出て、リー、クフィ、セギ、サンテニャン、レ・コルマン（Les Cormins）を経由し、高速道路A85号線、次にA10号線に乗り、トゥール方面へ向かい、21番出口トゥール・サントル（Tours-centre）で降りる。