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カタカナ・フランス語講座


フランスは話してなんぼの国、片言でもしゃべって互いに盛り上がろう

 

ワインとチーズ巡りのためのカタカナ・フランス語講座 カタカナ de フォンセ Petite lecon

Bonjour!(こんにちは)
はじめまして、私は「ALF フランス語学校」の
ダニエルです!
フランス人は話す事が大好き!
片言でもしゃべってお互いに盛り上がってみませんか?

Noël au balcon, Pâques au tison. ってどういう意味?
 
  Noël(ノエル) au() balcon,(パルコン、) Pâques(パック) au() tison.(ティゾン)

直訳すると「クリスマスはベランダで、復活祭は暖炉脇で」です。
  これはフランスの有名なことわざで、
クリスマスがbalcon(バルコン/ベランダ)で
過ごせるような陽気であれば、
Pâques の時期は、
tison(ティゾン/薪)の近くで過ごすくらい
寒いという意味です。
エギスアイムのマルシェのおばさんは、
「クリスマスが寒ければ、
復活祭は暖かくなるわよ。」
と言っているんですね。
さて、今年のPâques はどうでしょうか?
 

さて、もっとフランス語を知りたいと思ったあなた。
これから「ALF フランス語学校」で
ワインや料理のフランス語を担当している
イスマエル先生と一緒に、
ワインとチーズ、そして料理の注文のいいまわしなど
ちょこっと使えるフランス語を学んでみませんか?
是非楽しんで下さい!

はじめまして!イスマエルです。
フランス旅行といえばワインとチーズですよね。
フランス人のこよなく愛してやまないワインとチーズを、
現地でもっと楽しむためのポイントは、
フランス語の知識という薬味を少し振り掛けること。
身振り手振りに加え、
片言でもあなたが自分の言葉で感想を話せば、
相手は喜ぶこと請け合いです。
さらにサービスがよくなるかも?!
まず始めに、レストランでの食事の流れを簡単に説明します。
ただし、楽しい雰囲気を損なわないために、カタカナで。

初めに レストランでの食事の流れ

  フランスでの食事(les repas:レ・ルパ)は、
朝食がle petit déjeuner:ル・プチ・デジュネ、
昼食はle déjeuner:ル・デジュネ、
夕食はle dîner:ル・ディネといいます。
お昼は12時頃から、夜は日本より遅い8時頃からです。
レストランでは、昼は12時にならないと
お客を入れないところも少なくありません。
夜は7時頃から入ることができるでしょう。
一口に食事をするといっても、
正装が必要な高級レストランから
家庭的なビストロまでさまざまなタイプのお店があります。
料理や雰囲気、サービス・料金が違うので、
上手に選んで楽しみましょう。

  昼は、カフェでも定食、セットメニュー(le menu : ル・ムニュ)を
割安な値段で出してくれるところがあります。
もちろんセルフ・サービスのカフェテリアや
ハンバーガーショップもたくさんあります。
こちらはほとんどフランス語を必要としません。
なお、フランスではメニューは「ムニュ」と発音します。

高級レストランはもちろんですが、手ごろな値段でも人気のレストランは
予約をしていないと門前払いを食らうことがあります。
また、高級レストランでは印刷したメニュー(カルト:la carte)がありますが、
多くのレストランでは、メニューは独特のスタイルの手書きも多く、
料理用語も使われているので、内容を解読することは日本人にとって難関です。
定食、セットメニュー(le menu : ル・ムニュ)や
本日のお勧め料理(le plat du jour:ル・プラ・ドゥ・ジュール)を
入口の黒板に書いていることが少なくありませんから、
それを頼めば間違いないはずです。

では雰囲気のよさそうなレストランのドアを開けて入ってみましょう。
ただし勝手に座ってはいけません。案内を待ちます。

室内ではだいたいこんな流れになります。

ちょこっと雑学1 食前酒から食後酒までの流れ

apéritif 〔アペリチフ:食前酒〕
→ hors-d’oeuvre / entrée 〔オー・ドゥアーヴ/アントレ:前菜〕
→ poisson(s) 〔プワソン:魚料理〕
→ viande(s) 〔ヴィアンドゥ:肉料理〕
→ fromage(s) 〔フロマージュ:チーズ〕
→ desserts 〔デセール:デザート〕
→ digestif 〔ディジェスティフ/食後酒〕
→ café 〔カフェ:コーヒー〕
→ addition 〔アディシオン:お勘定〕

では、実際にレストランに入った時の
サービス係とお客さんの会話から学んでみましょう!

   

01 レストランに入る

客:予約はしていないのですが、空いていますか?
  Bonsoir(ボンソワール) (Bonjour).( (ボンジュール)) Je( ジュ) n’ai( ネ) pas( パ) reservé.( レゼルベ) Est-ce( エ ス) qu’il y a( キ リヤ) de( ド) la( ラ) place?( プラス)
サービス係:何名様ですか?
      Vous() êtes( ゼット) combien?( コンビアン)
客:3 人です。
  Nous() sommes( ソム) trois.( トゥロワ)
サービス係:喫煙席ですか禁煙席ですか?
      Fumeurs(フュムール) ou( ウ) non( ノン) fumeurs?( フュムール)
客:禁煙席をお願いします。
  Non(ノン) fumeurs( フュムール) s’il vous plaît.( シルヴプレ)
 サービス係:どうぞこちらへ。
      Par(パー) ici,( イシ) s’il vous plaît.( シルヴプレ)
 
   

02 料理を選ぶ

客:メニューはありますか?
  La() carte,( カルト) s’il vous plaît.( シルヴプレ)
客:日本語(英語)のメニューはありますか?
  Avez-vous(アヴェヴ) une( ユヌ) carte( カルト) en( アン) japonais( ジャポネ) (en anglais)?( (アナングレ))
客:おすすめの料理はなんですか?
  Qu’est() ce( ス) que( ク) vous( ヴ) me( ム) recommandez?( ルコマンデ)
 客:今日のおすすめ料理はなんですか?
  Quel est(ケレ) le( ル) plat( プラ) du( ドゥ) jour?( ジュール)

その他の表現

料理を何種類からか選べる場合

au choix、メニューを指さしながら

客:オードブル(メインディッシュ、デザート)は、これにします。
  Comme(コム) entrée( アントレ) (plat( (プラ) principal,( プランシパル、) dessert),( デセール)) je( ジュ) prendrai( プランドレ) ça.( サ)
メニューの内容が分からないとき

遠慮なく聞いてかまいません。
サービス係はたいてい、質問されると喜んで説明してくれます。

客:これはなんですか?
  Qu’est()-ce() que( ク) c’est?( セ)
 
   

03 食事を始める

サービス係が、一皿目をだし、
Bon appétit ( お召し上がりください)と
言ったところで食事が始まります。
食前酒を注文した場合は、そこで乾杯します。

サービス係:お召上がり下さい。
      Bon appétit.(ボナぺティ)
 客:これの食べ方を教えてください?
  Pouvez-vous(プヴェヴ) m’expliquer( メクスプリケ) comment( コマン) ça( サ) se( ス) mange?( マンジュ)
 
   

04 チーズとデザートを頼む

メインが終わると、続くのはチーズとデザートです。
チーズは別料金のことがありますから
確認する必要があります。

サービス係:お済みですか。
      Avez-vous(アヴェ ヴ) terminé?(テルミネ)
客:とてもおいしかったです。
  Oui,(ウイ) c’était( セテ) délicieux.( デリシウー)
 サービス係:チーズはいかがですか。
      Voulez-vous(ヴレ ヴ) du( ドゥ) fromage?( フロマージュ)
客:それはコースに含まれていますか。
  C’est inclus(セタンクリュ) dans( ダン) le( ル) menu?( ムニュ)
サービス係:いいえ、5ユーロ追加いただきます。
      Non,(ノン、) c’est( セ) 5 euros( サンキューロ)supplémentaires.( スプレマンテール)
客:それでは、結構です。
  Alors(アロー、) non( ノン) merci.( メへシ)
サービス係:デザートは何にいたしましょうか。
      Qu’est-ce que(ケスク) vous( ヴ) prenez( プルネ) comme( コム) dessert?( デセール)
 客:デザートのメニューをお願いします。
  La() carte( カルト) des( デ) desserts,( デセール) s’il vous plaît.( シルヴプレ)
 
   

05 会計をする

デザートの後、
コーヒーや食後酒を頼むことができますが、
注文しない場合は会計になります。

 サービス係:お下げしてよろしいですか。コーヒーはいかがですか。
      Je(ジュ) peux( プ) debarrasser?( デバラセ) Voulez-vous( ヴゥレヴ) un( アン) cafe?( カフェ)
客:結構です。お勘定をお願いします。
  Non(ノン) merci.( メへシ) L’addition,( ラディッション) s’il vous plait.( シルヴプレ)
 

ちょこっと雑学2 勘定はテーブルで

日本と違って勘定はテーブルでします。勘定書きが来たら、内容をチェックします。
勘定書にservice compris と書いてあれば、サービス料込みですが、
その場合でも総額の10~15%をチップとして現金で渡すことが少なくありません。
カードの場合は、カード支払いの機械をテーブルまでもってきてくれるので、
暗証番号を入力します。
おつりまたはカードの明細控えをもらったら、支払は終了です。

次回は、
“フランスのレストランで、「とりあえずビール」はあるか”
です。お楽しみに!

 

私達と一緒に気軽に
フランス語を楽しみましょう!

 

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色々な土地で、たくさんの人と触れ合い、通じ合う。
ALFフランス語学校は、そんなあなたの夢を応援します。

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