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オンフルール Honfleur

旧港をぐるりとめぐり、サント・カトリーヌ教会の鐘楼の周りや魅力的な古い石畳の道を散策するのはとても気持ちがいい。美術館もお忘れなく。港では釣り船が毎日、魚やカニ、エビを水揚げしている。芸術家のギャラリーも沢山あり、浜辺も近く、緑あふれる海の光と陰も味わえる。

googlemapで開く 村内マップ
Access
パリから200km ナントから350km リヨンから663km ボルドーから690km ルーアンから90km
基本情報
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基本データ

地域
バス・ノルマンディ Basse-Normandie
人口
8200 人
面積
13.67 k㎡

英仏海峡に注ぐセーヌ川左岸、その河口に位置する港町、オンフルール。日々釣り船が集い、新鮮な魚が水揚げされる旧港を中心として東西に広がる町には、石畳の道に木造の家が並び、のんびりとした時間が流れている。一方でモネの師であり、印象派の先駆とも言われるヴジェヌ・ブータンや、19世紀の前衛作曲家、エリック・サティの故郷としても知られ、ギャラリーも数多く存在。芸術家を生んだ自由闊達な雰囲気も感じることもできる。

この村のテーマ
  • 海・ビーチ
  • 芸術家ゆかりの地
  • 史跡・遺跡

イベント

2015年のイベント
土曜・朝:伝統市(Marché traditionnel)
水曜・朝:有機野菜などの朝市(Marché biologique)
木~日曜の朝:鮮魚市(marché aux poissons)
3月24日~4月5日:フランス詩の祭典(Paroles, paroles)
4月5~6日:陶器市(marché des potiers)
4月10~12日:ワイン見本市(Salon du vin)
4月16~23日:第5回プラスチックアートの展示会(contre courant)
4月25~26日:庭園デー(fête du jardin)
5月8~10日:ガラス工芸展(Salon du verre)
5月23~25日:海洋デー(Fête des marins)
7~8月の水曜:ナイトマーケット(marché nocturne )
8月15日:ジャズフェスティバル(JAZZ aux Greniers)
9月5~6日:室内装飾展示会(Salon habitat et intérieurs)
9月16~20日:ユーモアフェスティバル(Festival d’Humour)
10月3~4日:エビ祭り(Fête de la Crevette)
11月24~29日:ロシア映画フェスティバル(Festival du cinéma russe)

過去のイベント

オンフルールの著名人

ウジェーヌ・ブーダン(Eugene Boudin):
オンフルール生まれのフランス人画家(1824~1898)で印象派の先駆者である。
オンフルールには定期的に滞在し、町、港、海岸を描いた。サン・シメオン農場をよく訪れそこで画家仲間と交流した。

クロード・モネ(Claude Monet):
1858年に後に師となるウジェーヌ・ブーダンに出会う。
作品の多くの着想を得たノルマンディー(Normandie)地方に惹かれ、「ここは素晴らしくすべてのものがより美しく見える」との言葉を残した。
オンフルールには1864年から1867年にかけてよく滞在した。

ヨハン・バルトルト・ヨンキント(Johan Barthold Jongkind):
1862~1866年にオンフルールに定期的に滞在し、サン・シメオンの宿に集まる人と親交を深めた。ウジェーヌ・ブーダンとは親友であり、ブーダンの後、モネの二人目の師匠となる。この時期に油絵、水彩ともに美しい作品を残している。

アルフォンス・アレ(Alphonse Allais):
作家、ユーモリスト。1854年10月20日、オンフルールの、アムラン広場に生まれる。
「笑わない人間は真面目な人間ではない」という箴言を残した。

シャルル・ボードレール(Charles Baudelaire):
1859年オンフルールに滞在中、メゾン・ジュジュ(おもちゃの家)と呼ばれる母の別荘で母に再会する。
オンフルールではウジェーヌ・ブーダンやクールベと出会い、多くの作品を創作した。

エリック・サティ(Erik Satie):
現代音楽に影響を与えたピアニスト、作曲家(1866~1925)。
彼のゆかりの場所として、オンフルール、オート通りの生家がサティの家として残されている。

アクセス情報

  • オンフルールを訪れる
  • 村内の交通
バスを利用

バスを利用

20番線:ドーヴィル(Deauville)/トゥルーヴィル(Trouville)/オンフルール/ル・アーブル(Le Havre)
50番線:リジュー(Lisieux)/オンフルール/ル・アーブル
39番線快速:カーン(Caen)/オンフルール/ル・アーブル

バスベールのカルバドス線については下記を参照。
www.busverts.fr
車を利用

車を利用

◆パリ(Paris)から200km、2時間
―高速道路A13をルーアン(Rouen)、ル・アーブル方面へ、さらにA29をル・アーブル、オンフルール方面に進み、3番出口でオンフルールまで。

◆ナント(Nantes)から350km、4時間
―国道N137をレンヌ方面に向かい、レンヌ付近で国道N136、カーン方面に合流。16番出口フージェール(Fougère)またはカーンに。
―高速道路A84を進み、カーン付近でドーヴィル、トゥルーヴィル方面のA13に合流、引き続きオンフルール方面へ。

◆リヨン(Lyon)から663km、6時間40分
―高速道路A6でパリ方面へ。A86をアントニー(Antony)、ヴェルサイユ(Versailles)方面に向かってパリを迂回し、ルーアン方面にN12を進む。
―サン・ジェルマン・アン・レイ方面のA12に合流、A13をルーアン、ル・アーブル方面へ。
―A29をル・アーブル、オンフルール方面に向かい、3番出口オンフルールまで。

◆ボルドー(Bordeaux)から690km、7時間
―高速道路A630をアングレーム(Angoulême)、ナント、パリ方面に進み、引き続きA10をパリ方面に。
―トゥール(Tours)付近でル・マン(Le Mans)方面、A28に合流し、ルーアン方面に向かう。
―次にA13をオンフルール方面に進み、A29でル・アーブル、オンフルール方面に。3番出口オンフルールまで。

◆ルーアンから90km、1時間
―高速道路A13をル・アーブル方面に進み、A29をル・アーブル、オンフルール方面に向かう。3番出口オンフルールに。
鉄道を利用

鉄道を利用

電車でドーヴィル(Deauville)まで行き、そこからバスでオンフルールまで3時間20分。電車はパリから1日に約5本。
→現行の時刻表については、下記サイトで確認を。
http://www.voyages-sncf.comおよびURLwww.busverts.fr

※かなり割高になるが、ドーヴィルからオンフルールまでタクシーでは15分。
飛行機を利用

飛行機を利用

バスを利用

バスや徒歩を利用

村の中は徒歩でまわれる。
車を利用

タクシーを利用

アロー・タクシー・オンフルール(Allo Taxi Honfleur)
電話02.31.98.87.59

サントラル・タクシー・ドーヴィル・トゥルーヴィル(Central Taxi Deauville Trouville)
電話02.31.87.11.11
http://www.gie-central-taxis.fr/
車を利用

車を利用

その他

観光案内所 Office de Tourisme

オンフルール観光案内所 (Office de Tourisme de Honfleur)

Quai Lepaulmier 14600 Honfleur
電話 : 02.31.89.23.30

7~8月:月~土曜 9:30~19:00、日曜・祝日10:00~17:00 復活祭~6月、9月:月~土曜 9:30~12:30/14:00~18:30、日曜・祝日:10:00~12:30/14:00~17:00 10月~復活祭:月~土曜 9:30~12:30/14:00~18:00、 10月~復活祭の学校の休暇期間中の日曜・祝日 10:00~13:00

村役場

オンフルール村役場 (Mairie de Honfleur)

Place de l’hôtel de ville 14600 Honfleur

2015年2月 更新

すべての近郊の村 一覧

カブール

距離: オンフルールから 35 km

伝統、家、格調といったものを大切にしてきたカブール。プルースト、デュマなどの多くの作家たちがここでの滞在を好んだ。現在ではいろいろなスポーツが楽しめるビーチリゾートになっている。水泳、乗馬、ゴルフ、ランドヨット、テニス。また文化的なイベントとしては、マルセル・プルースト文学賞、ロマン派映画国際フェスティバル、また夏の夜の馬レースも開かれる。素敵な別荘や美しいディーヴ・スュール・メール港なども見る価値あり。



アクセス:自動車で45分。D513、D62、D74でトルゥーヴィル、ドーヴィル方面に。ドーヴィルでD513に進み、ブネルヴィル・スュール・メール、ブロンヴィル・スュール・メール、ヴィエール・スュール・メール、オーベルヴィル、ウーガートを過ぎ、カブールに到着。


この村のテーマ
  • スパ
  • 芸術家ゆかりの地

ドーヴィル

距離: オンフルールから 16 km

9月のアメリカ映画フェスティバル、3月のアジア映画フェスティバルなど、国際的な映画イベントの開催地としても知られるドーヴィルは、細かい粒の砂浜、素敵な別荘、カジノや贅沢な邸宅があることでも有名。競馬場(周回、競技、ポロ、競売など)も2つあり、砂浜を馬で回ることもできる。異国情緒溢れる砂浜の木製のデッキやカジノ広場の贅沢なショップ、モルニー広場(La place Morny)、美しい別荘や海沿いの豪華なホテルなども見逃せない。18ホールのゴルフコースは4つあり、タラソテラピー、マリンスポーツ、乗馬も楽しめる。

〈アクセス〉
エトルタから車で18分。D513、D62、D74でトルゥーヴィル、ドーヴィル方面へ向かう。


この村のテーマ
  • スパ
  • 芸術家ゆかりの地

エトルタ

距離: オンフルールから 58 km

エトルタの詳細ページを表示


この村のテーマ
  • スパ
  • 海・ビーチ
  • 芸術家ゆかりの地

フェカン

距離: オンフルールから 53 km

見どころは、ベネディクティン宮殿、三位一体大修道院付属教会、フェカン港の北の断崖のファーニェ岬からの眺め。27種類のスパイスを使ってつくられるリキュール、ベネディクティンが特産品だ。

〈アクセス〉
エトルタから車で47分。
―高速道路A29をカレー、ル・アーブル方面に向かい、7番出口、フェカン、ボルベックで降りる。
―次にD910でブーズヴィル・ラ・グルニエ、ブレオーテ、ゴデルヴィル、ル・チェスネを過ぎ、フェカンに到着。


この村のテーマ
  • 名物料理がある
  • 山・渓谷

ウールガート

距離: オンフルールから 30 km

ノルマンディーの典型的な海沿いの小さな町で、19世紀末の建築様式の色々なスタイルの別荘が沢山きちんと保存されている。建築家達はゴシック様式邸宅や、スイスの山小屋、アングロサクソンや東洋の住宅などからヒントを得ていた。カジノ、アンリ・ドベール通り(多くの別荘がある)、カスカード小径(ランドリー水車小屋)、レオナード・ピル、サンフィルベール通り、スポーティング通り、ヴィクトル・デリーズ通り、ボーミエ通りを歩いてみては?



アクセス:自動車で38分。D513、D62、D74でトルゥーヴィル、ドーヴィル方面に。ドーヴィルでD513に進み、ブネルヴィル・スュール・メール、ブロンヴィル・スュール・メール、ヴィエール・スュール・メール、オーベルヴィルを過ぎ、ウールガートに到着。


この村のテーマ
  • 芸術家ゆかりの地

ル・アーブル

距離: オンフルールから 25 km

建築家オーギュスト・プレによって復元されたこの町の中心は、ユネスコの世界遺産に登録されている。市庁舎、サン・ロッシュ広場、フォッシュ通り、サン・ジョゼフ教会、ラウル・デュフィ中学、クレマンソー通り、マルロー美術館、パリ通り、ル・ヴォルカン、オーギュスト・プレ広場、ヴィクトル・ユーゴー通りなど、見どころはすべて歩いて回れる。50年代スタイルのアパルトマンを見学するには観光案内所での予約が必要。マルロー美術館とドックに沿って整備された散歩道もおすすめだ。


〈アクセス)
エトルタから車で25分。高速道路A29をカレー(Calais)、ル・アーブル方面に進み、ノルマンディー橋を過ぎ、A131をル・アーブル方面に。


この村のテーマ
  • 世界遺産

ルーアン

距離: オンフルールから 90 km

ルーアンは古い町だが、カテドラル、石畳の道、古い綺麗な家々、沢山の店など、散策途中でさまざまな発見がふある町だ。モネによって描かれたカテドラルは、ゴシック様式の建物がとても美しく、なかでもライトアップされる夜が素敵。旧市街では、カテドラル広場、15世紀から18世紀の美しい家並みのサン・ロマン通り、マルタンヴィル通り、サン・マクル・アトリウム(芸術学校がある16世紀の建物)、ダミエット通り、裁判所(ルネッサンス様式の素晴らしい建物)、旧市場広場、大時計通り(町で一番にぎやかでお店も多い)などが見どころ。町巡りの所要時間は2時間。

〈アクセス〉
高速道路A29を進み、A13をルーアン方面に。ジヴェルニーからは車で1時間。


この村のテーマ
  • 古城・城塞

トルゥーヴィル

距離: オンフルールから 15 km

砂浜をぶらぶら歩くのはとても気持ちがいい。海沿いの美しい別荘は必見。ペルシア風邸宅やシドニア邸(la villa Sidonia)、ノルマンディ館など。またコルニッシュと呼ばれる崖を登る道から見る砂浜の眺めは素晴らしい!海の幸が味わえるおいしいレストランもお忘れなく。町の中心から丘の方に向かう散歩道は7kmと11kmの2つのコースがあり、海と美しい田園風景が望める。



アクセス:自動車で18分。D513、D62、D74でトルゥーヴィル、ドーヴィル方面に。


この村のテーマ
  • スパ