かつての城塞の稜堡からは、ジェール川の谷が見渡せ、天気がよければピレネーも見える。稜堡はナショオナル通りからアクセスできる。アンドレ・マーニュ通り(l'avenue André Magne)とサン・クレールの小道(le chemin de Saint-Clair)の間の散歩道がいい。
レクトゥールの出口にそびえているのは、改装されたバシリカ式聖堂。サンチャゴ・デ・コンポステラを目指す途中の巡礼者が、ここでよく休憩をした。
城壁に沿った道を通って、大聖堂から標識をたどっていくとディアーヌの泉に出る。中世を思わせる美しい家並みが坂に沿って続いている。ハーフティンバーの建物の保存状態もよい。この泉は13世紀のもので、ゴシック調の2つのアーチがファサードをつくっており、その後ろには池が見える(現在は鉄の柵がある)。かつては、近くの皮なめし業者がここから水を得ていた。
レクトゥールの庭園はどれもジェール川を見渡せる絶景ポイントにある。晴れた日には遠くにピレネー山脈が見える。近郊の主要スポットは方位盤で示されている。ゆっくり景色を楽しめるようにベンチも置かれている。
18世紀のなめし工業の歴史をひも解くと、パステル(タイセイ)の驚くべき役割を目にすることができる。Bleu Pastel de Lectoure社では、工房、ショップ、ギャラリーの見学がお勧め。1994年からこの企業は新たにこのパステルの仕事を始めた。パステルの葉から絵画や染め物に使える特別な青が採れる。絵の具、衣料、リネン、アクセサリー、装飾用品、自然化粧品、本などのための塗料の生産。ショップではスカーフ、シャツ、アクセサリー、ウール製品、石けん、絵画などが販売されている。
Ateliers du Bleu de Lectoure – Pont de Pile 32700 Lectoure 32700 Lectoure
05.62.68.78.30
05.62.68.91.52
info@bleu-de-lectoure.com
www.bleu-de-lectoure.com
OPEN:
月~土 10:00-12:30/14:00-18:30
日 14:00-18:00
入場無料
村の麓、コンドン通り(route de Condom)の近く
村役場の2階に「絵画の間」がある。大きな窓のイタリア風ギャラリーから望むジェールの谷は絶景である。フランス革命や帝政時代のレクトゥールの兵士たち、アドルフ・オーギュスタン・デュプイ、ジェローム・スール、ジャック・スュベルヴィを描いた多くの絵がある。
Place du Général de Gaulle 32700 Lectoure
05.62.68.70.22
05.62.68.91.60
OPEN:
火曜、祭日を除き無休 9:00-18:00
入場無料
旧司教館の地下室、丸天井の部屋にある考古学博物館に足を運ぶと、この古い村や近辺で見つかった2、3世紀のタウロボリウムのみごとなコレクションが見られる。タウロボリウムとは、かつていけにえとした雄牛のレリーフのことである。初めの部屋は先史時代、続いてガリア時代、中世、メロヴィング朝時代と訪れて行くことになる。
役場の1階にある3室のうち、最初の部屋はモンテベロ公爵であり、ナポレオン帝国の元帥でもあったランヌ元帥(1769-1809)にあてられている。ここではランヌが負傷したエスリンク(ウイーン近郊)の戦いのジオラマや、ランヌの所蔵品がある。
2室目には19世紀の薬局が、機器、ガラス瓶、薬品などまで細部までよく復元されている。
最後の3室目は、司教の個人的な礼拝室であったところであるが、元帥ブエ・ド・ラペイレール(Boué de Lapeyrère 1852-1924)に関するものが置かれている。
Place du Général de Gaulle 32700 Lectoure
05.62.68.70.22
05.62.68.91.60
www.lectoure.fr
OPEN:
火曜、祭日を除き無休 10:00-12:00/14:00-18:00
博物館入場料 : 3€ 博物館と3室見学のセット券: 4€ 18歳未満無料
ナシオナル通りやその付近の通りにはいくつもの邸宅がある。オテル・デ・トロワ・ブール(Hôtel des Trois Boules)、オテル・ド・キャスタン(Hôtel de Castaing)、オテル・ド・サン=ジュニ(Hôtel de Saint-Geny)、オテル・ド・グラール(Hôtel de Goulard)など。
またフォンテリー通りの美しい家、ル・キャステット・ド・ロス・クラリネトスには、クラリネットの形の奇妙な柱頭や、騙し絵がある。この家は音楽の魅力を理解できない隣人をバカにしてやろうと考えた音楽家が19世紀末に建てたものである。
大聖堂の脇、17世紀に建てられた旧司教館のなかに村役場がある。同じ建物内に、レクトゥールを対象とした大変美しい考古学博物館もあり、そのほかにも絵画の部屋や往時の薬剤室が見られる。
Place du Général de Gaulle 32700 Lectoure
05.62.68.70.22
05.62.68.91.60
www.lectoure.fr
OPEN:
月~金 8:00-17:00
サン・ジェルヴェ大聖堂は13世紀に建てられたが、ルイ11世の軍勢によって破壊され、1488年に再建された。このためゴシック調の外陣は15世紀のものである。聖歌隊席は15世紀、17世紀のもの。フランボワイヤン式のゴシックスタイルで、7つの祭室に取り囲まれている。17世紀、18世紀の多くの絵画と、彫刻家ブルーノ・バラティエによってつくられた革製のキリスト像に注目。
鐘楼:大聖堂には高さ45mの鐘楼があり、最上部からは、 天気のいい日には田園風景を見渡せ、ピレネーも望める。観光案内所で予約が必要。
宗教芸術博物館: 大聖堂の鐘楼内にあり、崇拝と信仰の対象を集めた博物館で、豪華な宗教遺産となっている。ここで、大聖堂の建設工程もみることができる。数部屋に、教会の名品や、花瓶、礼拝服、銅像などの多くの品が展示されている。見学は観光案内所で予約のこと。
Place du Général de Gaulle 32700 Lectoure
村には美しい坂道いくつもあり、そこからは村をとりまく丘が眺められる。フォンテリー通り(rue Fontélie)、北大通り(boulevard du Nord)、南大通り(boulevard du midi)、ジャン・ジョーレス大通り(boulevard Jean Jaurès)、モンモランシー並木通り(allées Montmorency)など。
観光案内所は年間を通して、テーマを決めたガイドつき観光をしている(フランス語のみ)
1/ 街歩き: 大聖堂、司教邸、ディアーヌの泉、アルマニャック伯爵の館など
2/ 邸宅
3/ 大聖堂、鐘楼の高いところからの眺め、宗教芸術博物館
4/ 城壁とジェールの谷を見渡す絶景
5/ 泉
6/ 教会と修道院
7/ 王家ご用達の古いなめし工業を知る
詳細は観光案内所で。
Place du Général de Gaulle 32700 Lectoure
05.62.68.76.98
05.62.68.79.30
ot.lectoure@orange.fr
www.lectoure.fr