モン・サン=ミッシェル(Le Mont Saint-Michel)から数百m離れた本土と結ぶ道路上から眺める景色。モン・サン=ミッシェルの全景を写真に収めるにはここから。
フランス王の軍隊の司令官であったベルトラン・デュグスクラン(Bertrand Duguesclin)の住宅だった。1365年、妻であるティフェンヌ (Tiphaine)のために建てたといわれている。この住宅を訪れれば、14世紀当時、この地に生きた特権階級の生活がイメージできる。
Rue Principale 50170 Le Mont Saint-Michel
02.33.89.02.02
02.33.60.37.31
OPEN:
毎日 9:00-17:30(7月~8月 9:00-19:00)
CLOSE:
11月中旬~2月中旬
料金:
大人 9€ 小人 4.50€
モン・サン=ミッシェルのメインストリート(別名:グラン・リュ)は狭く、上り坂になっている。中世以来、商店の並ぶ通りという役割に変わりはなく、今でもみやげ物屋が軒を連ねる。 この通りにすべてのホテルやレストラン、美術館、そしてブティックが立ち並び、夏の間は、多くの観光客がひしめきあう。視線を上に向けて、15世紀~16世紀の古い家々のファザードを見逃さずに。
モン・サン=ミッシェル修道院(L'Abbaye du Mont-Saint-Michel)は3層構造で、25の部屋で構成されている。最も重要な部分は、教会堂とメルヴェイユである。この修道院は11世紀から15世紀の中世建築の概要を完全な形で残している
修道院付属教会(Eglise) :
修道院付属教会の外観は、際立つ美しさと驚くほどの軽快さを誇っている。教会内部はといえば、薄暗いロマネスク様式の外陣と光に輝くゴシック様式の内陣のコントラストが印象的。
メルヴェイユ=驚異(Merveille) :
ゴシック様式の素晴らしい建造物。修道院の北側を占め、司祭館(aumônerie)、客間(salle des hôtes)、修道士の食堂(réfectoire)、貯蔵庫(cellier)、騎士の間(salle des Chevaliers)、そして回廊(cloître)がある。回廊と修道士の食堂はぜひ見ること。
回廊はメルヴェイユの西側の部分の4階(最上階)にあり、瞑想の場。中庭を囲む形になっている。中庭は回廊の2列の細い円柱がぐるりと取り囲み、その内側と外側の柱の等間隔のずれが、美しい調和を見せている。回廊の西側に立てば、湾が三方に開け、見晴らしいパースペクティブが楽しめる。
修道士の食堂(Le réfectoire)は回廊の隣にある長方形の広いスペース。屋根はロマネスク様式、窓はゴシック様式。窓からは湾の美しい景色が飛び込んでくる。ここを手がけた建築家は、柔らかで均一な光が建物内に差し込むよう、北と南の壁に59もの細長い窓を開けることを思いついたらしい。窓の幅はとても狭く、部屋に入ったばかりの時には気がつかないほど。部屋を少し進むと窓の存在を認めることができる。この場所で修道士たちは説教を聴きながら、静かに食事の時間を過ごした。
自分の旅のスタイルにあわせて修道院を見学してみよう。
日本語のガイドブックを片手にフリー見学(約1時間)
7月1日~8月31日:19:00-22:30まで、夜間見学が可能。(日曜を除く毎晩)
日本語の音声ガイドを借りて見学(1時間15分)
4€/人 または 6€/カップル(ヘッドフォン2つ)
ガイドつき見学(1時間15分)
フランス語、英語(通年)、ドイツ語、スペイン語、イタリア語(7月8月)がある。
メインストリート、または巡視路(Chemin de ronde)を通り上っていく。
BP 22 50170 Le Mont-Saint-Michel
02.33.89.80.00
02.33.70.83.08
abbaye.mont-saint-michel@monuments-nationaux.fr
www.mont-saint-michel.monuments-nationaux.fr / www.abbayedumontsaintmichel.net
OPEN:
5月2日~8月31日 9:00-19:00(最終入場18:00)
9月1日~4月30日 9:30-18:00(最終入場17:00)
CLOSE:
1月1日、5月1日、12月25日
料金:
大人 8.50€ 18~25歳 5€ (17歳まで無料)
13世紀から15世紀にかけて建造されたこの城壁。イギリス軍からモン・サン=ミッシェルを守るために築かれた城壁へは、モン・サン=ミッシェルに入る最初の門となる前哨門(porte de l'Avancée)を通り抜けていく。中世の軍事関連建築として最も美しく、最も重要な建造物のひとつであるこの城壁は、現在もほぼ完全なかたちで見事に保存されている。修道院まで、城壁の道(chemin de ronde)に沿って、かなたまで広がる湾を眺めながら進もう。大変美しい眺望が待っている。とりわけ北塔(Tour Nord)からの眺めは見逃せない。
のんびり歩きながら、モン・サン=ミッシェルの建物とその建築のしかたにも目を凝らすと、面白い発見がある。
モン・サン=ミッシェルに存在する数ある美しい建物のなかには、重要建築物に指定されているものもある。
メインストリート、郵便局のそばにある木瓦に覆われ、通りをまたいでいるアルティショー邸(la maison de l'Artichaut)。同じくメインストリートにあるトゥルイ・キ・フィル(la maison de la Truie qui File)、これは昔の居酒屋兼商店で、平屋建てのアーケードになった長細い建物。ティフェンヌ・ドゥ・ラグネル家(le logis de Tiphaine de Raguenel:見学可能)、コキーユ邸(la maison de la Coquille)、リコルヌ邸(la maison de la Licorne)、ポ・ドゥ・キュイーブル邸(la maison au Pot de Cuivre)、その他、ホテルとして利用されている建物もある。オテル・ドーファン(hôtel du Dauphin)、オテル・ムートン=ブラン(hôtel du Mouton-Blanc)、オテル・ドゥ・ラ・メール・プラール(hôtel de la Mère Poulard) などがそう。
この歴史博物館=別名:グレヴァン博物館(Le musée historique= Musée Grévin)では、モン・サン=ミッシェルの1000年にわたる歴史を紹介している。武器や絵画、彫刻など、様々な展示物がある。見学は牢獄の独房が再現されている部屋で終わる。
chemin de la Barbacane 50170 Le Mont Saint-Michel
02.33.60.07.01
OPEN:
毎日 9:00-17:30(7月-8月 9:00-19:00)
CLOSE:
11月中旬~2月中旬
料金:
大人 9€ 小人 4.50€
音声ガイド(仏語のみ)を借りて見学するとよい。潮汐の現象や、その際発生する湾の脅威、座州の問題について、とても解りやすく説明してくれる。また今後予定されている大規模な周辺土木工事についての紹介も。
他にも250もの船の模型が展示されており、大変興味深い。
Rue Principale 50170 Le Mont Saint-Michel
02.33.60.85.12
OPEN:
年中無休 9:00-17:30 (7月~8月 9:00-19:00)
CLOSE:
11月中旬~2月中旬
料金:
大人 9€ 小人 4.50€
モン・サン=ミッシェル周辺の湾を一人で巡るのは危険なのですすめられない。流砂床の危険があるし、1日に2回、満潮時には潮が瞬く間に押し寄せてくる。この湾を歩くなら熟練のガイドを頼み安全に。自然の美しさについての説明も聞ける。