アルザスのワイン街道で最高地点にあたるフッセレン・レ・シャトー(Husseren-les-châteaux)をぬけるとエギスアイム(Eguisheim)を一望できる絶景ポイントに着く。
旧市街の中央に位置するこの広場には、ルネサンス様式の美しい建物や聖レオン9世の泉、聖レオン9世の礼拝堂、エギスアイム伯爵の館が並び、まさに村の中心だ。
聖レオン9世の泉は、1834年~1836年にかけて建設されたもので、アルザス地方でも有数の大きさを誇る。ためられた水の量は実に8万リットル。この村出身の教皇レオン9世(1002~1052)の像が泉の中央にたち、村を見守っている。
13世紀に建てられた8角形の城壁に囲まれた館は、歴史的建造物に指定されている。
1835年まではまわりに堀をめぐらしていた館の広間は今では主としてレセプションに使用されている。館の見学は、観光協会の主催するガイドつき見学でのみ可能(団体は問合せが必要)。
礼拝堂はネオロマネスク様式で、かつて館の主塔があった場所に建てられている。
1894年に聖別され、聖レオン9世にささげられた。丸天井に聖レオンの世の一生の各場面を描かれ、ステンドグラスはアルザスの聖人たちを象徴している。
礼拝堂は毎日開いており無料で入れるが、礼拝堂の明かりをつけるには20サンチームが必要。
この教会はエギスアイムの旧市街、城壁内にある。
元はロマネスク様式で建てられた教会だが1220年にゴシック様式で改修がなされ、オリジナル部分は黄砂岩の鐘楼を残すのみである。この礼拝堂の音響効果はすばらしく、年間を通じて数多くのコンサートが開かれている。
なかに入ると、4本の彫刻がほどこされた柱と見事なタンパンを備えたかつてのポーチを目にすることができる。
それ以上に目を見張るのが正面入口の多色の木造彫刻「開く聖母マリア(Vierge Ouvrante)」。
胸の部分が両開き扉になっていて、そのなかに聖像が描かれている文字通り「開く」マリア像だ。13~14世紀のこの像は、カイゼルスベルクの開く聖母マリアとともにアルザス地方独自のもの。旧ポーチと「開く聖母マリア」のライトアップは20サンチームが必要。
OPEN:毎日
料金:無料
エギスアイムの魅力のすべてがこの道に凝縮されている。
中世には防衛のため、要塞を兼ねた城壁が二重に村と館を囲むように造られた。
16世紀半ばには民家が城壁を背にして建つようになり、都市の回りに同心円を描くように建ち並らぶようになった。家はほぼすべて、その柱やすじからが外壁の表面に見えるこの地方特有の木骨造り(コロンバージュ)で建てられている。
多くは18世紀のものだが、なかには16, 17世紀のものも残っている。この道は昼夜問わず自由に散策できる。
村の上部、バッサン通りの途中にある。出入りは自由。
エギスアイムでも非常に評判の高い散歩コースだ。
コウノトリの繁殖、渡り、再飛来などについて書かれたパネルがありコウノトリについて知識が得られるだけでなく、まわりにめぐらされた柵に沿ってピクニック用のテーブルや遊戯が設置されている。
エギスアイムの観光協会に申し込めば、散歩や見学の案内をしてくれる。
料金:無料