最も美しいというより、最も有名な場所というべきは、「オーヴェルの教会」として知られるノートルダム教会。この教会は、ゴッホが描いた作品により不朽の存在となった。
アブサントはグリーン・アニスやウイキョウ、ヤマハッカ、ヤナギハッカをベースにしたアルコール飲料。19世紀には好んで飲まれたが、1915年に製造が禁止された。
アブサント美術館(Musée de l'Absinthe)はオーヴェル城とラヴー亭の間にあり、建物内部は、アブサントが詩人や芸術家に愛飲され流行していた19世紀当時のカフェを再現している。一歩足を踏み入れれば、アブサントが当時の社会生活や文化に、いかに欠かせないものだったかが分かるだろう。
44 rue Alphonse Callé 95430 Auvers-sur-Oise
01.30.36.83.26
01.30.36.83.26
www.musee-absinthe.com
OPEN:
6月中旬~9月中旬
13:30-18:00(水曜-金曜)
11:00-18:00(土曜,日曜)
3月上旬~11月中旬
11:00-18:00(土曜,日曜)
CLOSE:11月末~3月上旬
料金: 4.50€ 割引料金 3.80€ 15歳未満無料。
オーヴェル城(Le château d'Auvers)は1632年に築かれ、現在は、印象派博物館となっている。ドービニー(Daubigny)、ピサロ(Pissarro)、セザンヌ(Cézanne)、モネ(Monet)、ヴァン・ゴッホ(Van Gogh)など、オーヴェル=シュル=オワーズ(Auvers-sur-Oise)の歴史に足跡を残した有名な画家の作品を、音声ガイドつきで鑑賞するコースがある(日本語を含む9ヵ国語)。城内は、19世紀の装飾、音楽、モード、発明品でその当時の雰囲気を再現、さらに、常時展示されている作品以外の約500点をビデオにより投影している。城内を見学し、このビデオ映像と解説パネルによって、ジャポニズムの影響力、写真の役割、色彩の扱い、制作のための道具など、印象派の画家たちの技術を詳しく知ることができる。
日本語ガイド:要予約
庭園は美しいフランス庭園、迷路がつくられ、さまざまな種類のアイリスが植えられている。
Rue de Léry 95430 Auvers-sur-Oise
01.34.48.48.48
01.34.48.48.51
info@chateau-auvers.fr
www.chateau-auvers.fr
OPEN:
4月1日~9月30日 10:30-18:00(18:00が最終入場)
10月1日~3月31日 10:30-16:30(16:30が最終入場)
CLOSE:月曜。12月中旬~1月中旬。
料金:
大人 12€ 小人(6~18歳) 7.90€ 6歳以下無料
セットチケット1:大人2人+小人1人(6~18歳) 28.90€
セットチケット2:大人2人+小人2人(6~18歳) 33.80€
ガッシェ医師(Docteur Gachet)がこの家を購入したのは1872年。芸術家たちのよき理解者であったポール・ガシェ(Paul Gachet)は、医師であり、版画家、画家、美術の収集家でもあった。この家にはピサロ(Pissarro)やセザンヌ(Cézanne)、ギヨマン(Guillaumin)らが訪れ、またゴッホは1890年に亡くなるまで、ガシェ医師の治療を受けていた。ゴッホは生前、ガシェ医師の家を何枚も描いている。高台にある建物からは、オーヴェル地方の美しい景色が一望にできる。
一般公開されて以降、ガシェ医師の家ではポール・プロード(Paul Praud)、マリアンヌ・ル・ヴェクシエ(Marianne Le Vexier)、ベルナード・ベルキュィス(Bernard Vercruyce)など現代版画家や彫刻家のパスカル・ド・ラボルドゥリー(Pascale de Laborderie)の展覧会が開かれている。
78 rue du Docteur Gachet 95430 Auvers-sur-Oise
01.30.36.81.27
01.30.36.17.27
OPEN:
4月~10月
水曜~日曜 10:30-18:30
CLOSE:
11月~3月
月曜・火曜
料金:大人4€ 18歳以下無料
彫刻家のオシップ・ザッキン(Ossip Zadkine)によって1961年に制作されたゴッホ像。駅と村役場の間にあるゴッホ公園(Parc Van Gogh)にすえられている。この像は1961年7月8日に除幕された。
1861年に、シャルル=フランソワ・ドービニー(Charles-François Daubigny)の自宅兼アトリエとして建てられた。この建物の変わったところは、画家自身や、同じく画家だった子供たち、友人たとえばウディノ(Oudinot)、ドーミエ(Daumier)、カミーユ・コロー(Camille Corot)によって、室内の壁すべてに直接絵が描かれていること。この建物は、歴史的建造物に指定されている。ドービニーが壁に4つの大きな絵(ウサギ、小麦、ぶどう、川の断面)を描いている食堂も見学できる。川の断面は風変わりな壁の水族館になっている。
そのほかの部屋や広大なアトリエ、そして庭園も訪れることができる。
61 rue Daubigny 95430 Auvers-sur-Oise
01.34.48.03.03
01.30.36.79.42
info@atelier-daubigny.com
www.atelier-daubigny.com
OPEN:
4月~10月 木曜,土曜,日曜のみ(14:00-18:00)
CLOSE:
11月~3月
月曜,火曜,水曜
料金: 大人 5.50€ 12歳以下無料
このコロンビエール邸は 17世紀の建築。現在は1階が観光案内所(office de tourisme)として利用され、2階はドービニー美術館(musée Daubigny)になっている。
ドービニー美術館は1987年、小さな芸術愛好家グループによって創設された。ここではシャルル=フランソワ・ドービニー(Charles-François Daubigny)の作品だけでなく、その息子カール(Karl)やオーヴェル地域で活動した画家の作品を紹介している。館内は4つのセクションに別れ、①19世紀後半~20世紀初頭の作品②現代美術作品③アール・フェラン(art félin)・・猫を題材にした作品④素朴絵画(art naïf)が展示されている。
毎年2回、ここで展覧会が開かれていて、例年夏季は絵画、冬季は版画が展示されている。
rue de la Sansonne 95430 Auvers-sur-Oise
01.30.36.80.20
01.30.36.80.20
musee-daubigny@orange.fr
musee-daubigny.com
OPEN:
4月~10月
14:00-18:00(水曜~金曜)
10:30分-12:30/14:00-18:00(土曜,日曜)
11月~3月
14:00-17:00(水曜-金曜)
10:30-12:30/14:00-17:30(土曜,日曜)
CLOSE:
12月中旬~1月中旬
月曜,火曜
料金:大人 4€ 18歳以下無料。
村を見下ろすように立っているオーヴェル=シュル=オワーズのノートルダム教会は、12世紀から13世紀にかけて建てられた。教会西側の外壁には、1876年に完全に修復された美しい大きな薔薇窓がある。正面の大扉は1225年のもの。1890年7月、ゴッホはこの教会を描き、その作品「オーヴェルの教会」(L'église d'Auvers)は、現在、パリのオルセー美術館に展示されている。教会の内部は古典的なゴシック様式。外陣には、聖職者や領主、大農場主が埋葬されている。サン=ジョゼフ礼拝堂(chapelle Saint-Joseph)や聖母像があるヴィエルジュ礼拝堂(chapelle de la Vierge)も見ておきたい。
ゴッホが死を迎えるまで住んでいた場所として知られるラヴー亭(L'Auberge Ravoux)は村の中心部にある。彼は1890年5月から7月までの間、ここの2階に下宿していた。現在、建物は歴史的建造物に指定されている。彼が麦畑で自殺を図り、その2日後に最後を迎えたのは、7m²の小さな屋根裏部屋。保存状態はよい。4月から11月の間のみ見学できる。
1階のレストランは1890年当時のスタイルでお客を迎えている。営業は水曜から日曜のランチタイム、そして金曜と土曜のディナータイムのみ。詳細はレストランのセクションを参照。
52 rue du Général de Gaulle 95430 Auvers-sur-Oise
01.30.36.60.60
01.30.36.60.61
info@vangoghfrance.com
www.maisondevangogh.fr
OPEN:水曜~日曜 10:00-18:00
CLOSE:11月末~3月
料金(ゴッホの部屋見学): 5€
年間を通して、オーヴェル=シュル=オワーズの村が主催する数々の展覧会が、このギャラリーで開催される。
教会に向かって右手約300m。
5 rue du Montcel 95430 Auvers-sur-Oise
01.34.48.00.10
01.30.36.17.90
culture@auvers-sur-oise.com
墓地の北側奥、壁を背にしてゴッホとその弟であるテオ(Théo)の墓が並んでいる。周囲に茂った木蔦のなかに、飾り気のない質素な墓石は埋もれるようにしてある。墓石には「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853-1890)ここに眠る」"Ici repose Vincent Van Gogh(1853-1890)"、 「テオドール・ヴァン・ゴッホ(1857-1891)ここに眠る」 "Ici repose Théodore Van Gogh(1857-1891)"とのみ刻まれている。生前とても仲の良かった2人。兄を追うかのように弟テオは1年後に亡くなった。
教会から300m離れた村の高台にある。