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クマツヅラのリキュール (La verveine du velay (spécialité du département de la haute-loire))

32種類以上の植物から作られるリキュールはオート・ロワール県を代表する特産品。その主成分として最も重要なのがクマツヅラで、ル・ピュイ・アン・ヴレの山々で栽培されたもののみを原料とする。この処方は、薬剤師であるジョセフ・リュミレ・シャレティエ(Joseph Rumillet Charretier)によって1859年に発見されたものだ。

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  • リキュール

ル・ヴレ チーズ (Le fromage au lait cru ‘ le velay ‘ (spécialité du département de la haute-loire))

生乳から作られるオート・ロワール県特産のチーズ。前日までに熟成させた牛乳と当日搾乳した牛乳を混ぜて凝乳させるのが特徴で、さらに型に入れ、塩漬けにし、さらに仕上げの乾燥段階まで、丁寧な手作業によって高い品質が保たれる。通好みなのが、特に2ヶ月間ほど熟成させたタイプ。

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  • チーズ

ル・ファン・グラ (Le fin gras (spécialité du département de la haute-loire))

メザンク(Mézenc)高原で飼育される最高級の霜降り牛。生まれた時から選別された2歳以上の牛は、豊かな芳香を持つ冬の干し草、シストル(cistre)を与えて飼育され、3月1日〜6月1日の期間限定にて出荷される。微小の脂肪が斑点のように広がる美しい牛肉は、加熱により脂肪が溶け、えも言われぬ豊かな香りを放つ。

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  • ジビエ・肉

ル・ピュイの緑レンズ豆 (La lentille verte du velay (spécialité du département de la haute-loire))

「貧乏人のキャビア」とも呼ばれるオート・ロワール(Haute-Loire)県の特産品が、緑レンズ豆。中でも、ル・ピュイ・アン・ヴレ産の緑レンズ豆は1935年に原産地表示が認められ、1996年からは、原産地統制名称(A.O.C.)によって識別されることになった。美しい緑色をした薄皮のレンズ豆は上品な甘みがあり、栄養バランスが整っていることから「植物性のステーキ」と称されるほど。調理の際、短い加熱時間でもその味わいを引き出すことができるため、栄養面も併せ、有名シェフがこぞってコース料理に使うほど、人気の食材となっている。


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  • 果物・野菜