ミテルベルカイム(Mittelbergheim)、バー(Barr)、オベルネ(Obernai)
ミテルベルカイム
・徒歩での観光(観光案内を参照のこと)とカーブの見学、ワインの試飲(所要時間1時間半)
http://www.pays-de-barr.com
ミテルベルカイムからバーへの移動2km(自動車で5分)
バー
・歩行者専用道路を歩いて観光(観光案内を参照のこと)。木骨組みの家々やアンドロ城を遠くから望む。(所要1時間半)
バーからオベルネへの移動9km(自動車で10分)
オベルネ
・徒歩での観光(観光案内を参照のこと)。ショッピング。(所要2時間)
リボーヴィレ(Ribeauvillé)- ミテルベルカイム– バー – モン・サン・オディール(Mont Saint Odile) – オベルネ
リボーヴィレ
・この地域の村の中で最も美しい村の1つ。徒歩での観光(観光案内を参照のこと)。(所要時間2時間)
リボーヴィレからミテルベルカイムへの移動34km(自動車で30分)
ミテルベルカイム
・徒歩での観光(観光案内を参照のこと)。カーブの見学とワインの試飲。(所要時間1時間半)
ミテルベルカイムからバーへの移動2km(自動車で5分)
バー
・歩行者専用道路を歩いて観光(観光案内を参照のこと)。木骨組みの家々やアンドロ城を遠くから望む。(所要時間1時間半)
バーからモン・サン・オディールへの移動8km(自動車で10分)
モン・サン・オディール
・僧院と徒歩での険しい小道の見学(所要時間1時間半)
モン・サン・オディールからオベルネへの移動10km(自動車で10分)
オベルネ
・徒歩での観光(観光案内を参照のこと)。ショッピング。(所要時間2時間)
ミテルベルカイム – ベルカイム(Bergheim) – リボーヴィレ – リクヴィル(Riquewihr) – カイザースベルグ(Kaysersberg) – エギスアイム(Eguisheim) – コルマール(Colmar) – ストラスブール(Strasbourg)
1日目:ミテルベルカイム – ベルカイム – リボーヴィレ –リクヴィル – カイザースベルグ
・ミテルベルカイム:徒歩での観光(観光案内を参照のこと)。(所要1時間)
ミテルベルカイムからベルカイムへの移動 30km(自動車で20分)
・ベルカイム :城壁に囲まれた素晴らしい村。徒歩での観光(観光案内を参照のこと)。(所要時間1時間半)
ベルカイムからリボーヴィレまでの移動3km(自動車で5分)
・リボーヴィレ:木骨組みの美しい家々。徒歩での観光(観光案内を参照のこと)。(所要時間2時間)
リボーヴィレからリクヴィルへの移動5km(自動車で8分)
・リクヴィル:大変保存状態の良い村。徒歩での観光(観光案内を参照のこと)とカーブの見学とワインの試飲。(所要時間2時間半)
リクヴィルからカイザースベルグへの移動5km(自動車で8分)
・カイザースベルグ:魅力的な村。徒歩での観光(観光案内を参照のこと)。(所要時間1時間半)
2日目:エギスアイム – コルマール – ストラスブール
・エギスアイム:花の咲き乱れる石畳の村。(観光案内を参照のこと)(所要時間1時間)
エギスアイムからコルマールへの移動 8km(自動車で12分)
・コルマール:ワインの首都。旧市街の散策(観光案内を参照のこと)。(所要時間3時間)
コルマールからストラスブールへの移動74km(自動車で1時間)
・ストラスブール:ユネスコの世界遺産に認定されている、必ず訪れるべきところ。観光案内を参照のこと。(所要時間5時間)
![]() | エギスアイム(Eguisheim)は 『フランスのもっとも美しい村』(Les plus beaux villages de France) に登録されています。 |
![]() | リクヴィル(Riquewihr)は 『フランスのもっとも美しい村』(Les plus beaux villages de France) に登録されています。 |
ミテルベルカイムから11km。
オベルネ(Obernai)
モン・サント・オディール街道上の小高い場所にある観光地。
コウノトリがいて、木骨組みの家や、花の咲いている道がある、オベルネはアルザス地方を濃縮したようなものといってよい。城壁と塔を備えた要塞を保存することができた、珍しいアルザスの小さな町々の中の1つ。
13世紀に完成した二重の城壁は、約30もの塔によって強化されたが、時の流れとともにほとんどの塔は失われてしまった。
現在のオベルネ:
現在では、城壁は素晴らしい遊歩道になっており、菩提樹とマロニエの木の下を歩くことができる。
バルコニーのある家々に縁取られたマルシェ広場や、小麦の卸売市場やモニュメントは、かつての町の栄光の証人である。
ヴォージュから近く、オベルネは観光客の休憩の場として、モン・サント・オディールを訪れる前に避けては通れない町だ。ここはまた美食の土地で、数多くのヴィンステュブ(winstubs)というワイン・ビストロがある。
町の主要な広場であるマルシェ広場(la place du Marché)からスタートしよう。
マルシェ広場(La place du Marché ):
町の中心。町の最も美しいルネッサンス様式のモニュメントのうちのいくつかが集まっている。
小麦の卸売市場(La halle aux blés):
1554年に建てられたこの建物は、もとは肉屋であった。その上、この建物では、塩屋(町での専売店だった)や2階には税関も入っていた。麦の貯蔵庫も屋根裏にあった。
サント・オディールの泉の後ろには、カッペルテュルムと呼ばれる鐘楼が町を見守っている。実際は、13世紀末に建てられた、昔の礼拝堂の鐘楼であり、城壁の内側にいたままで、住人がミサを見られるようにするために建てられた。礼拝堂は14世紀に内陣を除いて破壊され、その内陣は今では観光案内所となっている。
町役場 :
町役場もまたマルシェ広場にある。
最も古い部分は14世紀のゴシック様式のものだ。しかし建物の主要部分はルネッサンス様式で1462年から1523年に建てられた。見事な欄干が最も新しい(1604年)。マルシェ広場側にせり出している素晴らしい張り出し窓にも注目。ここから、シャノワン・ギス通り(rue du Chanoine Gyss)を進み、サン・ピエールとサン・ポール教会へ行こう。
サン・ピエールとサン・ポール教会(Eglise Saint Pierre et Saint Paul):
1867年から1872年の間にネオ・ゴシック様式で建てられた。複数の美しいフレスコ画を内陣で見ることができる。
1504年に遡る聖墓の祭壇も必見で、復活して女性たちに取り巻かれた、自分の墓の上にいるキリストを表している。ここから、マルシェ広場の方角へ戻り、マルシェ通り(rue du Marché)を進んで、フォック元帥城壁(le rempart du Maréchal Foch)へ行こう。
途中の小道には、木骨組みの美しい家々が建ち並んでいる。城壁のこの部分は良く保存されており、まだ状態の良い複数の塔が残っている。マルシェ広場に戻るのに、セルスタ通り(rue de Sélestat)、ジェネラル・ベジェール通り(rue du Général Baegert)、そしてディートゥリッシュ通り(rue Dietrich)を進んで、町歩きを終えよう。このルートにも美しい家々が点在している。
観光案内所情報
Place du Beffroi 67210 Obernai
03.88.95.64.13
ot@obernai.fr
http://www.obernai.fr
アクセス:ミテルベルカイムを県道D62を通って出発する。高速道路A35をストラスブールの標識に従って進み、12 Obernai の出口を出る。所要時間約10分。
ミテルベルカイムから12km。
モン・サン・オディール(Le Mont Saint-Odile)
モン・サン・オディール(聖オディール山)はアルザスの守護聖人に捧げられた山で、瞑想しにやって来る巡礼者も多い場所である。
また観光客にとっては、頂上の標高763mからのパノラマは魅力的。歩行者用の小道で、僧院のある岩壁を一周することができる。
聖オディールの泉は異教の壁と同様に、岩壁の裾のen contre-bas にある。僧院は歴史的建造物とされ、教会1つと礼拝堂4つがある。
・修道会の教会:
1687年に再建された。
山上の修道院らしく、人を寄せ付けず、また幾分どっしりとした印象を与える教会。ここでは、1934年にシャルル・スピンドゥラーによって実現された、とても美しい截嵌細工(きりばめざいく)をほどこされた十字架の道を見ることができる。
・十字架の礼拝堂(La chapelle de la Croix):
11世紀にできた、ここで最も古い修道院。
聖オディールの両親である、アダルリックとベレスワンドゥの墓の形をした記念碑がある。
・聖オディールの礼拝堂(La chapelle de Ste Odile):
巡礼者すべての目的地。ここには8世紀の石棺のなかに、聖オディールの聖遺物が収容されている。
・涙の礼拝堂(La chapelle des Larmes):
礼拝堂の中央にある磨り減ったブロックは、父の魂を救済するために流したオディールの涙のせいでくぼんだといわれている。
・天使たちの礼拝堂(La chapelle des Anges):
12世紀にできた。中世、この修道院で描かれた美しい写本であるHortus Deliciarum(Jordin des Delices)に着想を得た美しいモザイクを見ることができる。かつては、この礼拝堂は、結婚を望む若い女性たちの巡礼地でもあった。
OPEN:8:00 - 20:00。所要時間1時間
info@mont-sainte-odile.com
http://www.mont-sainte-odile.com
ミテルベルカイムから25km。
オー・クニクスブール城(Château du Haut-Koenigsbourg
)
この城は、年間60万人が訪れる、フランスで最も訪問者の多いモニュメントのうちの1つ。
12世紀、この城は戦略地点をおさめるために建設された。その役割は北のワイン街道と小麦街道、そして、西から東への貨幣と塩の街道を監視することだった。
30年戦争の間に城は、スウェーデン人によって廃墟と化し、その後、放置されたままとなった。
1899年、ドイツの皇帝ヴィルヘルムⅡ世が、美術館を作る目的にあわせて、アルザスのドイツへの帰還のシンボルにするために、城を完全に再建しようと試みた。
最近の建築であるにも関わらず、この城は中世の建築を忠実に再現している。
内部には、壁画、ルネッサンス様式の家具、おびただしい数の鋳物のストーブのある数々の部屋があり、その洗練された姿は感動的。中世の武器のコレクションは地下に保管されている。中世の弓、あらゆる種類の剣、甲冑など。
雄大なパノラマ:約800mの高さの所にある有名な中世の要塞は、アルザスの平野すべてを悠々と見下ろしている。塔の上部からは、さえぎるもののない眺望が広がる。ヴォージュ山脈、ライン川、黒い森、そしてアルプスまでもが見渡せる。
Château du Haut-Koenigsbourg 67600 Orschwiller
03.88.82.50.60
http://www.haut-koenigsbourg.fr
OPEN
1月、2月、11月、12月:9:45-12:00/13:00-16:30
3月、10月:9:30-17:00
4月、5月、9月:9:15-17:15
6月~8月:9:15-18:00
CLOSE:1月1日、5月1日、12月25日
料金:7.50€ (18歳未満無料)
アクセス:高速道路A35をコルマールとセレスタ方面に進み、17 Freiburgの出口で降りる。県道D424をフライブルグ(Freiburg)とマーコルシャイム(Marckolsheim)方面に進む。オーシュヴィレー(Orschwiller)に着いたら、Château du Haut-Koenigsbourgへの看板に従おう。所要時間約20分。SNCFのセレスタ駅から、オー・クニクスブール城へ行くシャトルバスが出ている。
ミテルベルカイムから2km。
オー・アンドロ城(Château du Haut-Andlau)
この城は小高い場所にあり、黒い森に向かって広がるブドウ畑の美しい眺めを見ることができる。14世紀に建造され、1806年まで人が住んでいたが、ナポレオンの戦争の間に荒廃してしまった。城の入口は「遮蔽物の利用法の技術」に従って、敵に対する罠の連続になるようによく考えられている。外側の城壁、低い中庭、ゴシック様式の窓のついた穴のあいてしまった荒れ果てた壁はまだ見ることができる。
見学無料。
Château du Haut-Andlau 67140 Andlau
03.88.08.22.57
ミテルベルカイムから2km。
スペスブール城(Château de Spesbourg)
1247年に標高460mのそそり立つ岩の峰の頂きに建てられた。
谷と、隣接する修道院を取り締まるため、この城には大きな四角い塔がある。内部にある中庭と同様に24mの高さがある。
城にはゴシック様式の複数の窓と、堂々たる複数の煙突と、広々とした領主の住まいがある。多色のフレスコ画の断片が廃墟のアーチ型天井に残っている。すべては、あまり知られていない16世紀の洗練さを連想させる。
城は30年戦争の間に荒廃した。当時、この城は住民の避難場所として役立った。近年、補強のための重要工事がおこなわれた。
見学無料。
Château de Spesbourg 67140 Andlau
03.88.08.22.57
ミテルベルカイムから2km。
バー(Barr)
モン・サン・オディールの麓にある絵のような小さな町。
キルシュベルグ(Kirchberg)とアルタンベルグ(Altenberg)の丘の麓の標高200mのところにある。森林、ブドウ畑、そして観光のおかげでこの町は繁栄している。
バーはバ・ラン県(Bas-Rhin)のブドウ栽培の首都である。ブドウ畑はキーネック谷を縁取る丘の斜面をはい上がり、高い場所にある白い小さな家がアクセントになっている。
そこにはキルシュベルグの有名な銘柄ワインの畑がある。
古くからの中心部は、近年、その本当の姿を取り戻した。木骨組みの家々を見るのにちょうど良い歩行者専用道路、車寄せの彫刻が施された石、木製のアーケードのある中庭。
これらをめぐる石畳の通り、イベントが行われる広場やテラス、ブドウ畑や森を横切る小道を整備した田舎の町のサービス精神は、評価するに値する。
町の中の観光案内:
町役場広場(La place de l'hô
tel de Ville):
このとても美しい広場はバーの町を観光するのによい出発地点となっている。目をくぎづけにする多くの建物がある。
町役場(l'hô
tel de Ville):
火事で消滅した館の跡地に、1640年にルネッサンス様式で建てられた建物。現在は町役場が入っている。
建物の正面は大変美しく、背後にあるの中庭にはとても美しい二重階段が見えている。
この階段の上で、ストラスブールの判官(町の行政を司る役人)は、就任時に、誠実に運営することを宣誓した。町の有力者は、階段の片側から登り、再び反対側から降りる前に、ストラスブールの町に対し宣誓をした。
昔の記録保存室(l'ancien greffe):
町役場の左側にあるこの建物は、17世紀に建てられ、小さな鐘楼のついた美しい張り出し窓がある。
昔の肉屋:
町役場の右側にあるこの家は昔の肉屋の家だった。ここにも、牛の頭をしたモチーフが張り出し窓の中に彫刻されているものを見ることができる。
オーベルジュ・ル・ブロシェ(Auberge Le Brochet):
この宿屋は16世紀の初めにすでにあった。しかし時代とともに手が加えられてきた。1階は砂岩でできており、木骨の柱が3階部分まで建てられている。
ブシェ通り(La rue des Bouchers) :
ハイシーズンには、この通りにある、とても美しい家の1階に観光案内所が設置される。
この家には、アーチ状の回廊があり、3階部分まで木骨の柱が外壁に現れている。正面には木骨組みの車寄せのある美しい家がある。
この通りを登り、次にヌーヴ通り(la rue Neuve)を進もう。
ヌーヴ通り(Rue Neuve) :
この道には、張り出しのあるとても美しい家々が連なっている。
ブリュン通り(La rue Brune)を選んで先に進もう。
ブリュン通り(La rue Brune):
ここでも複数の美しい家々を見ることができる。そのうちの1つには美しい看板がついている。
次にコレージュ通り(rue du Collège)を歩こう。
コレージュ通り(rue du Collège):
1870年に建てられたデジェルマン家の美しい邸宅がある。錬鉄製の美しいバルコニーがついている。この通りには、木骨組みの家々が連なっている。
コレージュ通りの終りで、左へ曲がり、次に右へ進むとキーネック通り(rue de la Kirneck)に出る。
キーネック通り(rue de la Kirneck) :
町を横切る小さな川の名が付いたこの通りは、この水の流れを覆うようにつくられている。通りの端では、まだ水の流れを見ることができる。ここにも美しい家々が建ち並ぶ。
シゴーニュ通りを市庁舎まで進んで町めぐりを終わらせよう。
まずサン・マルタン寺院にたどり着く。
サン・マルタン寺院(Temple Saint Martin):
町を見下ろすこの教会は、彫像、マスク、幾何学的なモチーフや植物のモチーフで飾られた12世紀のロマネスク様式の塔をもつ。
身廊は19世紀のもので、内部には大変美しいスティールのオルガンがある。
狂人マルコの博物館(Musée de la Folie-Marco):
案内人つきの訪問のみ有料で実施している。町外れにあるこの家は、判官ルイ・フェリックス・マルコの昔の邸宅で、18世紀に建てられた。
この家の所有者は、この家のために破産した。そのことから狂人マルコという名で呼ばれている。
内部には17世紀と18世紀のブルジョア階級の家具調度類や、陶磁器のコレクションがある。
03.88.08.94.72 (博物館の予約)
info.tourisme@barr.fr (バーの観光案内所)
http://www.barr.fr
OPEN:
6月-9月&復活祭の休暇 10:00-12:00/14:00-18:00(火曜休み)
5月&10月 週末のみ10:00-12:00/14:00-18:00
12月 週末のみ14:00-18:00
ミテルベルカイムから30km。
ベルカイム(Bergheim)
ワイン街道の城砦に囲まれた素晴らしい村。
ブドウ栽培者たちの素晴しく美しい家がたくさんある。大変保存状態の良い城壁の上からは、オー・クニクスブール城がそびえる丘を見渡すことができる。
その斜面は一面のブドウ畑になっている。
観光案内
ラ・ポルト・オート(La porte Haute):
この14世紀の塔の門は、かつては町の西の入口を守っていて、村に現存する3つの門のうちの1つ。
ここから城壁を散歩する道を歩こう。
城壁の遊歩道:
この遊歩道を歩けば、町のある部分をぐるりとまわることができ、堀、家々、城壁の塔、ブドウ畑、そしてオー・クニクスブール城を見渡す絶景ポイントに行くことができる。
町は保存状態の良い二重の城壁で構成されている。城壁の外側には堀があり、また城壁のところどころに塔がある。いくつかの塔は住居に改築された。
城壁の上を進むと、教会のそばにある村の第2の入口に着く。
教会:
火災による滅失のあと、14世紀に建てられた。
以後、数々の修正が加えられた。一番重要な変更は18世紀に行われたもので、とりわけ鐘楼の高い部分と、教会の内部のが変えられた。
正面入口は、東方三博士礼拝の様子を表している。なかに入ると、数々の美しいフレスコ画を見ることができる(福音書の著者の象徴、ドラゴンを打ち倒すサン・ジョルジュ、キリスト磔刑図など)。
身廊はトスカーナ様式の柱の上に建つ複数のアーチと天井に覆われている(1718年)。
旧納骨堂(l'ancien ossuaire):
教会のそばの丘の上に、1550に建てられたの古い納骨堂がある。現在この建物には、町の歴史と芸術の博物館が入っている。
散策コース:
教会からグラン・リュ(Grand rue)を通り、次に町の小さい道々を散歩しよう。そこには素晴らしい家々が建ち並んでいる。
シゴーニュ通り(la rue de la Cigogne)とシュヴァリエ通り(la rue des Chevaliers)と、1862年のシナゴーグ(ユダヤ教会堂)のあるジュイフ通り(la rue des Juifs)をたどろう。
ベルカイム(Bergheim)の村は、アルザスで最も重要だったユダヤ教教団のうちの1つを20世紀まで保護していた。
マルシェ広場(Place du Marché):
散歩道はここに行き着く。昔のアーム広場(Place d’Arme)で、村役場と美しい家々に囲まれている。
広場には砂岩と金属を使って築かれた噴水があり、中央に町のシンボルの1つを掲げている。
町の紋章のなかに描かれているものと同じく、ベルカイム(Bergheim)のベルグ(Berg=丘)を描写したものだ。グラン・リュ(Grand rue)を通り、ラ・ポルト・オート(La porte Haute)の方角へ向かって歩き続けよう。
大通り(Grand Rue):
美しい家々が建ち並ぶ町のメインストリート。ここに村の共同洗濯場もあった。
アクセス:高速道路A35をコルマール/セレスタの方角へ行き、19 Bergheimの出口を出る。所要時間約20分。
ミテルベルカイムから34km。
リボーヴィレ(Ribeauvillé)
アルザスのワイン栽培の中心部にあり、アルザス地方の最も美しい村の1つ。
この村には木骨組みの家々が数多く並んでいる。リボーヴィレの村の上にそびえる3つの城の方へ向かって散策しよう。この村は、どんなことがあろうとも見逃してはならないこの地方の観光スポット。
観光案内:
大駐車場、ジェネラル・ド・ゴール広場(Place Général de Gaulle)、村の庭園のある区域から観光を始めよう。村の中心に入る前に、左側のシゴーニュ通り(Rue des Cigognes)とロンパール・ド・ラ・ストラング通り(Rue du Rempart de la Streng)を進み、13世紀末の要塞の名残りを見よう。
再び戻って、グラン・リュ(Grand-Rue)へ行こう。
グラン・リュの入口にある古い建物の中に観光案内所がある。
この建物は、昔の物品入市税関であり、ブドウ栽培者の像で飾られた噴水と同じように、村のブドウ栽培の歴史を思い起こさせる。少し上にある14番には、デ・メネトゥリエと呼ばれる村で最も美しい家の1つがある。
ここは、アルザス地方で特権をもっていたメネトゥリエ家の同業組合の本拠地であった。
アルザス地方のすべてのプロの音楽家は、この同業組合のメンバーにならなければならず、それにより、リボーピエール家の庇護を受けた。この木骨組みの美しい家には、受胎告知が彫刻されたとても美しい張り出し窓がある。
聖母マリアが左に、大天使ガブリエルが右に刻まれている。通りの一番高いところの左側には、サント・カトリーヌに捧げられた病院の昔の礼拝堂がある。
この礼拝堂は15世紀にゴシック様式で建てられ、三面の内陣と網目状のアーチ形天井がある。礼拝堂は展示会などのためにしばしば公開される。
通りを進むと、小さな広場に出る。そこにはゴシック様式の美しい車寄せのある、15世紀の昔の小麦の卸売市場がある。この小さな広場には美しい家々が並び、花で綺麗に飾られていることが多い。
グラン・リュを歩き続けると、村役場広場(Place de l’Hô
tel de Ville)に出る。この広場には16世紀の美しい噴水があり、村の紋章を持ったライオンが上に据えられている。下部の4つのレリーフはさまざまな徽章を持った天使たちを表している。
村役場の建物は18世紀のもので、古典的な様式で建てられた。
広場の反対側には、14世紀のオーギュスタンの修道院の古い教会がある。
道を進んで、古い村の要塞の名残のブシェールの塔(la tour des bouchers)の下を通ろう。13世紀に4階建てで建てられたこの塔は、16世紀に5階部分が建て増しされた。
塔の名前は近郊の屠殺場の名に由来する。
さらに進むと、木骨組みの美しい家々に囲まれたシン広場(Place de la Sinne)にでる。中心には町を象徴する女性の像のある噴水がある。
この女性像は、ブドウ、ワインの小樽、小郡にある複数の地方自治体の紋章などの異なるシンボルを携えている。
右へ折れ、シャトー通り(rue du Château)を行くと、13世紀から15世紀の間にゴシック様式で建てられたサン・グレゴワール教会の前出る。
内部にはデュッセンバッハ村(Dusenbach)の子供を抱えたとても美しいマリア像があり、アルザス地方の昔の帽子をかぶっている。とても美しいオルガンがあるが、この地方で最も古いものだ。
歩き続けると、レピュブリック広場(Place de la République)に出る。昔の共同洗濯場を横切るようにつくられた。
この広場に沿って、美しい家々が建ち並んでいる。ユノルフ・ド・リボーピエール(Eguenolphe de Ribeaupierre)とその妻マリ・デパシュ(Marie D’Erpach)の紋章を持ったライオンの像のある噴水があり、広場に花を添えている。
この広場はリボーヴィレの複数の館を周る出発地点となるだろう。
Office de Tourisme du Pays de Ribeauvillé-Riquewihr. 68340 Riquewihr
info@ribeauville-riquewihr.com
http://www.ribeauville-riquewihr.com
アクセス:高速道路A35をコルマール/セレスタ方面に進み、国道N83を進む。20 Ribeauvillé の出口で降りる。所要時間25分。
ミテルベルカイムから37km。
ストラスブール(Strasbourg)
歴史的、建築的な遺産のある、アルザス地方で最も豊かな都市。
市の中心部はユネスコの世界遺産に認定されている。その上、市の美術館はとりわけ豊富で興味深い。ストラスブールは明らかに避けては通れない。
見どころ:
ケ・デ・バテリエ(Quai des bateliers):
河岸に沿って、16世紀から18世紀に建てられた木骨組みの美しい家々が建ち並んでいる。層階が道側に張り出している家、オリエルと呼ばれる張り出し窓がある家などさまざま。
サン・ギヨーム橋(Pont Saint Guillaume)を渡ろう。
ここからサン・ポール教会を眺められる景色が広がる。この教会は1890年頃にドイツ人たちによって建てられた。
橋を渡り、サン・テティエンヌ通り(rue Saint Etienne)を進むと、この通りと同じ名前のとても美しい広場へ出る。フレール通り(rue des Frères)を選び、次に左手の路地を行くと、マルシェ・ガヨ広場に出る。
マルシェ・ガヨ広場 (Place du Marché Gayot):
最も賑やかな広場の1つ。数多くのバーやレストランに囲まれ、学生が多い。
エクリヴァン通り(rue des Ecrivains)を通って広場を再び出て、イル川に向かい、ラープ通り(rue de la Râpe)の角にあるカリオストロの家まで歩こう。
18世紀に建てられたこの美しい家には、王妃の首飾りのスキャンダルに巻き込まれたことで有名なカリオストロ伯爵(Comte de Cagliostro)が住んでいた。
ラープ通り(rue de la Râpe)をロアン宮(Palais des Rohan)まで歩こう。
ロアン宮(Palais des Rohan):
18世紀のこの見事な建物は、古典主義的なスタイルで築かれた。凱旋門を思わせる記念碑のような入口を通り、正面広場へ入ろう。
慈愛と信仰を表す複数の像が門の上に据えられている。宮殿には現在3つの美術館が入っている。
装飾美術の美術館(Musée des Arts Decoratifs):
住居や豪華な部屋の見学ができ、陶磁器、金銀細工、家具調度類のコレクションを見ることができる。
美術館(Musée des Beaux Arts):
14世紀から18世紀までの一連の絵画を紹介している。
考古学博物館(Musée Archéologique):
地下にあり、アルザス地方で発掘されたコレクションを展示。
ルーブル・ノートルダム美術館(Le Musée de l’Oeuvre Notre Dame):
ロアン宮に隣りあう、美しい家々が連なる地区にある。中世からルネッサンス期にかけての一連の作品を見ることができる。
ステンドグラス、大聖堂に由来する数々の彫刻、タペストリー、金銀細工、数々の絵画や祭壇画、そして当時用いられた薬草を栽培している美しい庭など。必見の美術館。
大聖堂広場(Place de la Cathédrale):
数多くの美しい家々が広場を取り囲んでいる。
10番の家に注目しよう。これはセーフ(鹿の意味)と言う名の昔の薬局(Pharmacie du Cerf)で、ルネッサンス様式の建物。
フランスで最も古い薬局だったが、数年前に閉店し、現在では文化関係のイベントのチケット売り場が入っている。
枝と蛇が彫刻された美しいアーケードがある。隅には砂岩の柱があり、この柱と家の隙間を通り抜けられるかどうかで、土地の名士たちの肥満度を計測できた。
16番の家はストラスブールで最も有名な家の1つでメゾン・カメルツェル(maison Kammerzell)という。1571年にチーズ製造業者によって建てらた、ルネッサンス期特有のスタイルである。
1階は石造りで、上部の階は彫刻を施された木造建築だ。屋根の上には、屋根裏の穀物倉庫へ蓄えを運ぶのに使われた滑車が残っている。
大聖堂(La Cathédrale):
町のシンボルであり、建築の至宝。先代のカテドラル跡に、12世紀から14世紀にかけ建設された。
建物はピンク砂岩で作られており、高さ142mの尖塔がある。
この尖塔は19世紀まで、ヨーロッパの宗教的建物のなかで最も高いものだった。
建物の様式は、いくつかの要素がロマネスク様式の影響を受けてはいるが、主にゴシック様式である。建物の正面は巨大であるが、それにもかかわらず、繊細で優美な印象を与えている。実際、正面入口の柱の繊細さが前面に出ているため、正面のどっしりとした壁をカモフラージュし、軽やかな印象を与えている。
内部には仕掛け人形のある天文時計がある。14世紀初頭の3つの正門には彫刻が豊富に施されている。正面入口から大聖堂を出て、左手にあるマロカン通り(la rue du Maroquin)を進もう。
マロカン通り(Rue du Maroquin):
とても狭いこの通りは、マルシェ・オ・コション・ドゥ・レ広場(Place du Marché aux Cochons de Lait)に通じている。
16世紀と17世紀の木骨組みの張り出し窓のある美しい家々が建ち並んでいる。右へ行き、グランド・ブッシェリー広場(Place des Grandes Boucheries)に出よう。右手側には、1565年に建てられた、ダチョウの看板のあるツム・シュトゥリッセルと呼ばれる美しい家がある。
昔の税関に沿って歩くと、サン・トーマス河岸(Le Quai Saint-Thomas)とプティット・フランス(La Petite France)へたどり着く。
プティット・フランス(La Petite France):
ストラスブールで最も素敵な界隈。
名前の由来は、病院の所有物だったこの区域が、「フランス病」つまり梅毒患者を収容するために使われていたことから来ている。今日では町の中で一番人気のある観光スポット。
サン・マルタン橋(Pont Saint Martin)からズィックス広場(Place Zix)まで木骨組みの美しい家がたくさんあり、いくつかの家は川へ浮き橋を出している。
ズィックス広場はこの界隈で最も賑やかな広場で、木々が植えられ、テラスがある。隅には最も有名なデ・タヌール(des Tanneurs)と呼ばれる家がある。
建物はある側では2階の床の一部が外に張り出し、他の側では3階がアーケードになっていて、とても美しい。素晴らしい家々が建ち並ぶ、バン・オ・プラント通り(rue du Bain aux Plantes)を進もう。
川舟が通行でできるように回転する橋を渡り、ムーラン通り(rue des Moulins)を行こう。フィンクヴィレー通り(rue Finkwiller)を通って再びプティット・フランスのポン・クヴェール(les Ponts Couverts)に戻る。
アクセス:高速道路A351をナンシー(Nancy)/メス(Metz)方面へ進み、9 サン・ディエ・デ・ヴォージュ(Saint-Dié-des-Vosges)/ミュルハウス(Mulhouse)/コルマールで出て、高速道路A35をミュルハウス/サン・ディエ・デ・ヴォージュ/コルマールの看板に従って進み、13 エプフィク(Epfig)/ミテルベルカイムで高速を降りる。所要時間30分。
ミテルベルカイムから3km。
ゲルトヴィレール (Gertwiller)
パンデピス博物館 (Musée du Pain d’épices Lips):
パンデピスや他の昔ながらのお菓子の歴史にふれることのできる博物館。18世紀に建てられた古い納屋(350㎡ととても広い)に、8000点を超す品々が展示されている。
料金:2.70€
110 rue Principale 67140 Gertwiller
03 88 08 93 52
03 88 08 53 78
lips.gertwiller@free.fr
http://www.paindepices-lips.com
OPEN:
2月頭~11月末:日曜、月曜:14:00-18:00 水曜~土曜:9:00-12:00、14:00~18:00
12月:毎日9:00-12:00、14:00-18:00(12月25日は休館)
ル・パレ・ドゥ・パンデピス・フォルヴァンゲル (Le Palais du pain d’épices Fortwenger)
ハチミツ、シナモン、パンデピスの繊細な香りを是非ご堪能あれ。パンデピスの歴史、作り方の秘密、五感を目覚めさせるめくるめく味の世界が、800㎡を超す敷地で待っている。
144 rue Principale 67140 Gertwiller
03 88 08 96 06
03 88 08 55 41
info@fortwenger.fr
http://www.fortwenger.fr
OPEN:月曜~土曜:8:30-11:30, 14:00-18:00、日曜・祝日:9:30-11:30, 14:00-18:00
ミテルベルカイムから42km。
コルマール(Colmar)
アルザスのワインの首都。
遺産が多く、美的なまとまりのある普通の町の快適さを感じるだろう。旧市街では、どこを見ても、自然に恵まれた1枚の絵はがきを見ているような気にさせられる。
ここでは、ほとんどの家が保存状態の良い、カラフルな木骨組みの家だ。どの通りの角にも数々の伝統的なレストランがある。
プティット・ヴニーズ(Petite Venise)と呼ばれる場所は必見ポイント。
旧市街中心部と完璧な調和をもっている。
観光案内:
ウンテルリンデン美術館(Le musée des Unterlinden):
ウンテルリンデン(Unterlinden)は菩提樹の下という意味。この美術館は昔のドミニコ会の修道院とその教会のなかにある。この美術館を訪れる人は多い。
考古学上のコレクション(先史時代と古代ローマ)と、中世の終わりとルネッサンス期の絵画の豊富なコレクション、そして現代美術と大衆芸術が展示されている。
美術館で最も美しい逸品はイッセンハイムの祭壇の背後の装飾衝立で、教会のなかにあり、際立った美しさを見せてている。美術館の見学には半日かかる。
テット通り(Rue des Têtes):
複数の美しい家がこの通りにあるが、メゾン・デ・テット(la Maison des têtes)はとりわけ目をひく。
この家はとても独創的で、建物におびただしい数の頭(tête/テット)が彫刻されているために、この名前がついた。
1609年に裕福な商人のために建てられ、独特なルネッサンス後期の様式を見せている。
106以上の顔をしかめた頭が建物正面を覆っている。切妻の上には1902年のバルトルディの作品の像が載っている。(バルトルディはコルマール生まれの建築家で、ニューヨークの自由の女神も彼の作品。)
この像は樽屋を表現しており、当時ワインの取引を行っていたこの家の役割を思い起こさせる。
ほとんどの頭は、見事な張り出し窓についている。現在この建物には、ホテルとレストランが入っている。通りの端まで進み、左手のブーランジェー通り(rue des Boulangers)を行こう。
ブーランジェー通り(rue des Boulangers):
この通りには数多くの美しい木骨組みの家があり、そのうちの1つには錬鉄製の素晴しく美しい看板がある。ドミニカン広場(Place des Dominicains)まで歩き続けよう。
ドミニカン広場(Place des Dominicains):
この広場にはドミニコ会の教会があるが、飾り気がなく、鐘楼も翼廊もない典型的な托鉢修道会の様式だ。
正面入口に、いくつかの彫刻されたものがあるだけだ。この教会の建設は1283年(ハプスブルグ家のロドルフ1世が最初の石を置いた)から14世紀にわたっている。
内部は、柱頭のない高くて細い柱のおかげで、高さを感じさせる。ゴシック様式の美しい回廊と図書館もある。
再び外に出て、ドミニカン広場に戻ろう。そして左の大聖堂の方へ行こう。
大聖堂(La Cathédrale):
常にこのように呼ばれてきたが、革命の時にしか大聖堂と呼ばれる地位ではなかった。
実際は、サン・マルタンに捧げられた参事会管理聖堂である。13世紀から14世紀の間に現在の形に建てられた。ゴシック様式で、黄色の砂岩で建てられている。
身廊と翼廊は13世紀の後期に造られた。内陣と西洋の建物正面は14世紀の後期に作られた。71mの高さの塔は、1572年の火災による破壊のあとで、ルネッサンス様式に建て直された。
参事会管理聖堂を南側の入口から出よう。この向かいに昔の衛兵の番所がある。
衛兵の番所(Le corps de garde):
この見事な建物はライン川流域のルネッサンス様式で、入口のフロアはトスカーナ様式の柱、バルコニー部分はコリント様式の円柱でできている。
これらの同じ柱の下に、仮面が置かれている。この建物のそばには、尖頭アーチのゴシック様式の窓のある高い家があり、注目に値する。おそらくこの家は町で一番古い。
大聖堂を一周し、プレートル通り(rue des Prêtres)を進み、次にジャンヌ・ダルク広場(Place Jeanne d’Arc)まで、クレ通り(rue des Clefs)を進もう。
ジャンヌ・ダルク広場(Place Jeanne d’Arc):
この広場の側面の1つには、木骨組みの美しい家々が連なっている。ジャンヌ・ダルク広場から、ヴォバン通り(rue Vauban)へ行こう。
ヴォバン通り(rue Vauban)この通りには、昔の農夫たちの同業組合の一部分をなしている、ルネッサンス期後期の様式の彫刻された正門がある。この通りを戻り、ジャンヌ・ダルク広場を横切り、グラン・リュまで行こう。
グラン・リュ(Grand Rue):
この通りには、興味深い数々のモニュメントがある。まず最初にサン・マティユ寺院がある。(側面から入場)
ラ・メゾン・デ・ザルカード(La Maison des Arcades):サン・マティユ寺院の横にある。この素晴らしいルネッサンス様式の建物は牧師の住居だった。
それぞれの先端は渦巻き型装飾の切妻と張り出し窓で飾られている。アーケードのなかの抜け道に何軒かブティックがある。
ル・コイフュス(Le Koifhus):
グラン・リュの通りの少し高い場所にある。昔の税関(Kauf Haus)で、町の行政と経済の中心だった。
双頭の鷲の載った入口のある最初の建物は1480年に建てられた。次は16世紀のもので、ルネッサンス様式のとても美しい階段がある。コイフュスの車寄せを通ってランシエンヌ・ドゥアン広場(Place de l’Ancienne Douane)に出よう。
ランシエンヌ・ドゥアン広場(Place de l’Ancienne Douane):
ここには、バルトルディによって造られた、シュヴェンディの噴水がある。この噴水はラザー・ド・シュヴェンディに捧げられた。
彼はハンガリーで、ソリマン・ル・マニフィックの軍との戦いで、皇帝の軍を指揮した。
伝説では、彼がハンガリーからアルザスで最も評判の良いブドウの木の1つであるトカイを持ち帰ったと伝えられている。
この広場には数々のアルザス地方特有の家がある。
タヌール通り(Rue des Tanneurs):
この通りは、ローク川沿いにあり、昔、複数の皮なめし屋があった界隈の一部。
壁面が木でできた美しい家々があり、まだ美しさが残す屋根裏部屋が上にある。昔はここで皮を乾燥させた。通りの端まで行ったら、右へ進もう。
ケ・ドゥ・ラ・ポワッソヌリ(Quai de la Poissonnerie):
町の中で最も美しい家々がある場所の1つ。ローク川に沿って続いている。
ラ・プティット・ヴニーズ(La Petite Venise):
コルマールで最も多く写真が撮られている観光スポット。この小さい橋からは、ローク川に建ち並ぶ美しい家々を見渡すことができる。
次に景色の良い場所は、サン・ピエール大通り(boulevard Saint Pierre)に行く途中にある。(スィス・モンターニュ・ノワール広場La place des Six Mongtagnes Noiresを通り、次にマネージュ通りrue du Manègeを行く。前述の小さな橋を渡り、右のグラン・リュを行こう。
ベートゥ・モリ通り(La rue Berthe Molly):
この道には16世紀から18世紀までの美しい邸宅が建ち並んでいる。14番の家に注目しよう。
1504年に建てられたもので、角の張り出し窓が素晴らしい。通りの端まで行き、右へ曲がろう。
マルシャン通り(Rue des Marchands):
この道には、コルマールで最も美しい家々が建ち並んでいる。木骨組みの家や木の壁面の家々がある。
メゾン・フィステール(maison Pfister)
この11番の家はもっとも有名で、1537年にルネッサンス様式で建てられた。帽子屋のルードウィッヒ・シェレーのために建てられたもので、石と木材が混在している。
1階は石造りで2つのフロアは木造。木造の多くの部分は塗装されている。2、3階を連結している見事な張り出し窓がある。
塗装された部分には聖書、寓話(愛、信仰、正義、節制、希望)のいくつかの場面が描かれており、マクシミリアム皇帝、カール5世、フェルディナントといった歴代の皇帝の彫刻がほどこされたている。
この建物の名は14世紀にこの家を所有していた人の名前に由来する。
ツム・クラーゲン(La maison Zum Kragen)
9番の家でメゾン・フィステールと並んでおり、カラフルな木像で有名。この像はルネッサンスの装いをしたひげの生えた人物を表している。
シェ・ハンシ(Chez Hansi)
この家はメゾン・ドートリッシュ(Maison d’Autriche / オーストリアの家)という別名でも知られている。これは1538年に起きた町の貴族たちの反乱に対して介入したオーストリアの公爵を連想させる。br<>
それを記念する1つの敷石が埋め込まれており、そこに書かれてある言葉は、読む者に、反逆者たちの家々が取り壊されたことを思い起こさせる。
4 rue des Unterlinden 68000 Colmar
03.89.20.68.92
info@ot-colmar.fr
http://www.ot-colmar.fr
アクセス:高速道路A35をコルマール/セレスタの方角に進む。23 コルマール/マンステールの出口を出る。所要時間約30分。
ミテルベルカイムから44km。
カイザースベルグ(Kaysersberg)
木骨組みの数多くの家、歴史的な美しい中心部、要塞化された橋と町を見おろすように建った皇帝の城の遺跡があり、並外れた魅力のある町。
従って、アルザスでははずすことのできない場所。クリスマスの市でも大変有名。
昔の帝政の町であるカイザースベルグは、ゴシック様式の滑車を備えた家々や15世紀から17世紀の邸宅のおかげで、中世の栄光のおもかげを保ち続けている。
アルベルト・シュヴァイツァー(Albert Schweitzer)美術館(ノーベル平和賞を受賞したシュヴァイツァーはこの町で生まれた)から、町のマスコットであるピノ・グリ(この町が発祥の地)というブドウの品種まで、ここではすべてが歴史を感じさせる。
確かに、この村の判官であるラザール・ドゥ・シュヴェンディ(Lazare de Schwendi)がハンガリーで戦った際にトカイ村(Tokay)からブドウの木を持ち込んだといわれている。
今では、カイザースベルグのピノ・グリはアルザスの高級ワインのなかにリストアップされている。年間を通じて訪れるのに適しているが、とくに9月のブドウの収穫の時期はもっとも魅力的である。
また、年末には、もっともアルザスらしい伝統的なクリスマス市が開催される。
観光案内:
ジェネラル・ド・ゴール通り(rue du Général de Gaulle)から歩き始めよう。この道は町の中心部を横切り、主要な場所を見て歩くのにちょうどよい。
町役場(l'hô
tel de ville):
39番の建物。1604年~1605年の間に建てられたライン川のルネッサンス様式のこの建物の正面には、2フロアが接続した張り出し窓があって美しい。完璧な建築物といってよい塔もある。
1階では時々展覧会を開催していることがある。
サント・クロワ教会(l'église Sainte Croix):
役場の隣の建物。12世紀から15世紀にわたって造られた。
柱頭にさまざま装飾が施してある柱で囲まれた正面入口には、聖母マリアの戴冠式を表す美しいタンパン(教会などの扉の上のアーチとまぐさに挟まれた半円または三角の部分)がある。
内部には、4.1mの高さの十字架にかけられたキリスト像がある。
これは16世紀のもので、栄光の梁の上にかけられ、訪問するものを迎えている。内陣の後部には、木造のどっしりとした装飾衝立があり、キリストの受難と復活のありさまが彫り込まれている。その他、いくつもの像がある。
教会の広場(la place de l'église):
数々の木骨組みの美しい家々が、この広場に面して建っている。
黄色い砂岩でできた16世紀の噴水があり、中央にはコンスタンティヌス帝の像が据えられている。
ジェネラル・ド・ゴール通り(rue du Général de Gaulle)を歩き続けよう。
62番と66番の2軒の家の屋根には、対になった切妻がついている。家のひとつは町の博物館になっている。
このメインストリートをさらに進み、要塞化された橋の直前に、興味深い家々がある。
1つは103番の建物のバドフュス(le Budhus)という入浴施設で、町営の入浴施設になる前の、17世紀から18世紀にはこの建物は宿屋だった。この建物のすぐそばに欄干の美しい家があり注目に値する。
要塞化された橋(Le pont Fortifié):
1514年にピンク砂岩でできたこの橋は、ヴァイス川からの攻撃に備え、町を守るために作られた。この橋からの眺めは美しく、町と城を見晴らせる。
橋に続いて、1594年に建てられた大きな家(88番)を見る。
この家は、ライン川流域に見られるルネッサンス様式で、木骨組みで素晴らしく美しい。
同じく橋のあとに、オバーホフ通り(rue de l’Oberhof)があり、左側には美しい建造物が連なっている。家屋、中庭、そして礼拝堂だ。この礼拝堂はシトー会修道院に属する。
ジェネラル・ド・ゴール通り(rue du Général de Gaulle)を端まで歩き続けよう。
通りの終わりにはアルベルト・シュヴァイツァー博士の生家と、彼を偲ぶ博物館がある。
町の他の部分を散歩しても、美しい家々や、城壁の塔といった町の防衛システムの遺跡を見ることができる。
皇帝の城(Le château impérial):
13世紀から14世紀の間に建てられた。ライン川流域を見張る駐屯地の要塞の典型的。
城から10分ほど歩くと、町やこの地方を見晴らせる絶景ポイントがある。
39 rue du Général de Gaulle 68240 Kaysersberg
03.89.78.22.78
info@kaysersberg.com
http://www.kaysersberg.com
アクセス:高速道路A35をコルマール/セレスタ方面に進む。続いてE25、そして県道D416bをオストゥハイム(Ostheim)/ブブレンハイム(Beblenheim)/リクヴィル(Riquewihr)方面に進む。ブブレンハイム、ミテルヴィル(Mittelwhir)、ベンヴィル(Bennwihr)、シゴルサイム(Sigolsheim)、キエンザイム(Kienzheim)を通過する。県道D28を進みカイザースベルグに入る。所要時間約40分。