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ヴナスク
Venasque

その他

特産品

●さくらんぼ
1978年以来、“モン・ド・ヴナスク"(Monts de Venasque)はフランスのサクランボのトップブランドである。この高品質はプロヴァンス特有の1年4800時間もの日照時間、緻密なマニュアルやシステム管理によって保たれている。1つずつ手摘みされたサクランボは26mmサイズ。
URLhttp://www.venasque.fr/index.cfm?rub=-1&theme=22&categ=2&actu=92

●ワイン(Vin Côtes du Ventoux)
A.O.Cワインにも認定されている Vin Côtes du Ventoux は、およそ7500ヘクタールもの土地に100を超えるワイナリで製造されている。赤ワインのブドウの品種はGrenache, Carignan, Cinsault, Syrah.
1年から3年ものの若いワインがおすすめ。フルーティで芳り高いのが特徴で、グリルしたお肉と相性が良い。
ショッピングのページ参照

歴史

この地域の洞窟で行われた数々の発掘の結果から、ヴナスクが位置するコンタ・ヴネッサン(旧ヴネッサン伯爵領)には新石器時代から人類が住んでいたことが分かっている。古代ローマ人は紀元前100年以前からこの地に定住していた。村のいたるところに彼らの生活の跡が残っており、ヴナスクの塔の基礎となっている相当数のブロックはこの時代のもの。これらのブロックはローマ時代へ街道を管轄し、この地方を支配するため置かれていた"Oppidum"(古代都市)の一部であったと考えられている。さらに村の礼拝堂は古代ローマの寺院の遺跡の上に建設されている。サラセン人、ゴート人、西ゴート人、後にはアデレのバロンに率いられたプロテスタント軍らによるたび重なる侵略で、当時は混乱が続いていた。平場にいるより、岩場の上の方が防御に向いているため、高台に位置する村の大半はこの時代にできた。

879年から1000年代初頭にかけて、コンタ・ヴネッサンはブルゴーニュ‐プロヴァンス公国の一部となっていた。しかし1125年にこの地はトゥールーズ伯の領有となった。

アルビジョワ派(カタリ派)と結んだトゥールーズ伯・レイモン12世は、教皇軍とフランス国王軍に屈し、1219年のパリ条約によりコンタ・ヴネッサンをヴァチカンに譲渡せざるを得なかった。しかし、実際には条約にもかかわらず、アルフォンス・ド・ポワティエがコンタ・ヴネッサンを教皇に渡したのは1271年になってから。このプロヴァンスの真ん中に教皇領があるという不可解な状況はローマ時代より長い5世紀間にわたり続いた。この時代にできた礼拝堂は数え切れないほどで、ざっと百を超えている。

ルイ16世軍が憲法制定議会の名の下に、コンタ・ヴネッサンを取り戻そうと中心の町カルパントラに入ったのは1792年になってから。教皇庁は1814年になってやっと「ローマ教皇の飛び地」の権利の放棄を受け入れた。