チーズ(Fromage) : ヴァランセのチーズは6,5 cm四方のピラミッド型(上部分が欠けた形)をしている。山羊の生乳で作られた柔らかな質感のこのチーズの表面は明るい灰色~青みがかった灰色をしている。乳脂肪分45%。
ワイン(Vin) : ヴァランセのワインはAOCにも認定されている le vignoble classé AOC s’étend sur près de 150 ha. Les vins sont issus d’un assemblage de plusieurs cépages :白ワインはソーヴィニョンやシャルドネ、赤ワインにはガメ、コ、ピノ・ノワール、カベルネの品種、ロゼワインにはガメ、コ、ピノ・ノワール、カベルネ、そしてピノー・ドニの品種が用いられている。
フランス革命期から第一帝政期にかけて活躍した政治家・外交官として19世紀の歴史にその名を残す人物、シャルル・モーリス・ド・タレーランが30年にわたって所有していたヴァランセ城は、その美しさ、豪華な調度品もさることながら、フランス史を彩る数々のエピソードで知られる。
ナポレオンに薦められ、タレーランは1803年にヴァランセ城を購入、外国の要人を迎える場所とした。それから四半世紀の間、ヴァランセ城は重要な外交の舞台となる。
傑出した人物で美食家としても名高いタレーランは、ホストとしての役割を見事にはたし、各国の大使、著名な音楽家や画家をもてなした。さらにナポレオンの命を受け、1808年から1814年まで、スペインの王子たちをこの城に幽閉。タレーランと妻(ベネヴァン大公の娘)は王子たちを丁重に受け入れ、ヴァランセ城はまさに黄金の監獄と化した。1813年、スペインのフェルナンドに再即位を認める条約がこの城で結ばれる。
1834年、タレーランはイギリス大使の職を退き、ヴァランセで引退生活を送った。