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サレール
Salers

その他

特産品

チーズ: <サレール>チーズは4月15日から11月15日の期間で製造される。
サレール種の牛乳はとても芳香で、カンタルチーズの製造に使用される。(それをサレールチーズと呼ぶ)。最低でも3ヶ月、カーヴでの熟成期間があり、ジャガイモやその他の野菜、またサレールのお肉などと一緒に食される。

サレール牛« Salers »は、フランスでも最も歴史のある品種のひとつ。赤褐色の毛に覆われ、その角の形が特徴的なサレール牛の肉は、鮮やかな肉の赤みがあり、かつ霜降で、肉世界の畜産農家だけでなく、有名シェフからも高評価を得ている。

アペリティフ(Apéritif) : 食前酒として有名なラ・サレール« La Salers »は、薬草としても知られるゲンチアナの根をベースに1885年に製造された。ゲンチアナは大きく成長するまで20年以上の時を要し、花も一年おきにしか咲かせない。このお酒の醸造に使用するのは、ゲンチアナの根から黄色い花まで。7月から10月にかけては、醸造用としてその根を抜き、洗い、刻み、潰し、乾燥させる期間。蒸留させ、この芳香のある植物を加えた後、オーク材の大樽でさらに数ヶ月蒸留させる。

ビスケット(Biscuit ) : ピュアバターを使用した四角い形のビスキュイ« カレドサレール»(Carré de Salers)は、19世紀、氷菓子、コンポートやクレーム・ブリュレなどのスイーツも自慢の、デルソル(Delsol)というパン屋で誕生した。

歴史

11世紀以降、サレールの領主に関する記載がみられるようになる。彼らは高貴な騎士で、第1回と第7回の十字軍に参加している。彼らの城の保護のもと小さな村ができたが、その後、侵略や略奪がたび重なることとなり、住民たちは1428年、許可を得て村の高い部分を要塞化することによりユグノーや神聖同盟側の襲撃に対抗できるようになった。
今も残るその門から、村の防衛の歴史に思いをはせることができる。1666年、王の命により当時の領主の罷免後、城は完全に破壊され、同時に「サレールの偉大なる日々(Grands Jours d’Auvergne)」と呼ばれた時期も終わる。城の遺跡は、現代ではまったくみることができない。
これによってサレールの栄華はおもにバイヤージュ・デ・オット・モンターニュ・ドーベルニュ(Bailliage des Hautes Montagnes d’Auvergne)といわれる地域がおかれた時期に建てられたルネッサンス様式の建築物によって物語られる。実際サレールは、1550年には国王アンリ2世の勅令により、この地域の司法や統治のための機関がおかれた。フランス革命はバイヤージュに終止符を打ち、同時に村の繁栄も終わりを告げることとなる。