1118年まで歴史を遡ることのできるロッシュフォール・アン・テールの要塞は、ブルターニュの北部と南部を結ぶ交通路を監視するという戦略的目的のために建造された。有力な豪族たちがフランス革命の頃まで代々受け継いできたが、1793年に共和国軍によって城は破壊された。
1900年頃から、村の観光が盛んになってきたのは、オーベルジュ・ルカードゥル(Auberge Lecadre)が風景画家や肖像画家を惹きつけたおかげだった。芸術家のなかにはアメリカ人の画家、アルフレッド・パトリッジ・トラフォード・クロッツ(Alfred Patridge Trafford Klots)がいて、彼は1907年に廃墟となった城を購入し、付属の建物に住み着いた。
現在、ロッシュフォール・アン・テールは地理的条件のよさ、評判の美食、ゆかりの芸術家たち、建築的遺産の豊富さ、花に飾られたまち並みという観光資源のおかげで、ブルターニュで最も人気の観光地の1つとなっている。