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エリア:ノール地方 Nord

ベルグ Bergues

城壁に囲まれたベルグはこぢんまりとした村。要塞や鐘楼といった建物だけではなく、チーズをはじめ個性的な食文化でも知られている。小さな村なので、季節がよければ隅々まで歩いてみたい。トラムでめぐることもできる。

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Access
パリ(Paris)から280km、リールから64km、カレー(Calais)から50km、ベルギーのブルージュ(Bruges)から78km、ダンケルクから10km。
基本情報
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基本データ

地域
ノール Nord
人口
4306 人
面積
1.32 k㎡

北フランス・ノール地方、フランドル平野に位置するベルグは、端から端まで1 km足らずの小さな村。村全体はレンガづくりの城壁に囲まれ、複数ある門の中で、カッセル門とオントスコット門は歴史的建造物に指定されている。ベルギーの国境まで東15km、英仏海峡トンネルの入り口まで西40km、ダンケルクのマロ・レ・パンビーチまで北9kmといった主要スポットへのアクセスのよさも魅力で、熟成の最終段階にビールで表面を洗って作るチーズをはじめとする個性的な食文化もこの村の特徴のひとつとなっている。1900年当時の路面電車を再現したトラムでの村巡りもおすすめ。

この村のテーマ
  • 古城・城塞

イベント

2015年のイベント
2月20日~3月5日:鏡展(Exposition de miroir)
3月15日:カーニヴァル(Carnaval)
4月22日:美術館での音楽祭(Musique au Musée)
4月25~26日:要塞都市の日(Journées Eurorégionales des villes fortifiées)
11月10日:聖マルタン祭(fête de Saint-Martin)19 :15~パレード
12月12~13日:クリスマスマーケット(marché de Noël)

過去のイベント

ベルグの著名人

アクセス情報

  • ベルグを訪れる
  • 村内の交通
バスを利用

バスを利用

ダンケルク(Dunkerque)方面へ: CALICAR−1日15往復のシャトルバスが運行されている。
車を利用

車を利用

◆パリ(Paris)から280km、約3時間
―A1/A25 号線に乗り、サンドニ(Saint-Denis)/リール(Lille)/ブリュッセル(Bruxelles)方面へ。
―A1号線を約270km走り、16番ベルグ(Bergues)出口で降りる。

◆リールから64km、約45分
―A25号線に乗り、ダンケルク/アルマンティエール(Armentières)/ヘント(Gand)/ボスヌ(Béthune)の標識に従って約58km走り、16番ベルグ出口で降りる。

◆ カレー(Calais)から50km、約40分
―A16号線に乗り、 カレー・ポール(Calais-Port)/ダンケルク(Dunkerque)/サンオメール(Saint-Omer)の標識に従って約40km走り、31番ベルグ/クードケルクブランシュ(Coudekerque-Branche)出口で降りる。
―D916号線でカペル・ラ・グランド(Cappelle-la-Grande)/ベルグ方面へ。

◆ベルギーのブルージュ(Bruges)から78km、約1時間
―E40号線に乗り、オーステンデ(Oostende)の標識に従って5約0km走って、フランスに入る。
―A16に乗り換え、14km走った後、60番ベルグ/クードケルクブランシュ出口(n°31)で降りる。
―D916号線でカペル・ラ・グランド/ベルグ方面へ。

◆ダンケルクから10km、約12分
―ダンケルクを出て、クードケルクブランシュに入ったらD916号線に乗り、カペル・ラ・グランド/ベルグ方面へ。
鉄道を利用

鉄道を利用

◆パリ(Paris)~ベルグ(Bergues):約2時間半
◆ベルグ~ダンケルク(Dunkerque):毎日23本運行、8分
◆ベルグ~アズブルーク(Hazebrouck):毎日26本運行
→最新の時刻表は、フランス国鉄の下記サイトで確認を。
http://www.voyages-sncf.com
飛行機を利用

飛行機を利用

◆ リール・レカン空港(Aeroport de Lille-Lesquin)から70km
―国内の主要都市からの便
ボルドー(Bordeaux)、リヨン(Lyon)、マルセイユ(Marseille)、ナント(Nantes)、ニース(Nice)、ストラスブール(Strasbourg)、トゥールーズ(Toulouse)、クレルモン・フェラン(Clermond-Ferrand)より、直行便が運行されている。

―リール・レカン空港からリール市中心部までの公共交通機関
空港シャトルバス:到着階(Porte A)より出発。1時間間隔で運行。所要時間20分。
月〜金曜 5:30~22:15、土曜 5:30~21:45、日曜 8:30~22:15

→リール・レカン空港は下記サイトを参照のこと。
http://www.lille.aeroport.fr
バスを利用

バスや徒歩を利用

ベルグは端から端まで1km足らずの小さな村。歩いてまわれる。
車を利用

タクシーを利用

空港にタクシー乗り場、レンタカーがある。
◆Taxi BERNARD(タクシー・ベルナール):電話06.85.66.76.14、FAX03.28.68.56.15
車を利用

車を利用

その他

便利情報URL Office de Tourisme

観光案内所 Office de Tourisme

ベルグ観光案内所 (Office de Tourisme de Bergues)

Beffroi, Place Henri Billiaert, 59380 Bergues
電話 : 03.28.68.71.06

月〜土曜 10:00〜12:00/14:00〜18:00(3~10月:日曜・祝日も営業 10:00〜13:00/15:00〜18:00)

村役場

ベルグ村役場 (Mairie de Bergues)

Place de la République, 59380 Bergues

2015年2月 更新

すべての近郊の村 一覧

ブルージュ(ベルギー)

距離: ベルグから 78 km

ブルージュは、ヨーロッパで最も知られる観光地のひとつ。

教会、古い家並み、ロマンチックな運河、河岸、河港・・・町全体がまるで美術館のよう。ブルージュの歴史地区はユネスコ世界遺産に指定されている。

ブルージュ観光は歩くのが一番。30分もあれば端から端まで歩ける。人々で賑わう広場、緑豊かな公園、ひっそりとした石畳の小路を時間をかけて歩いてみよう。大邸宅だけでなく、街を彩る小さな民家も目に楽しい。

ブルージュはチョコレートの町としても有名。年中、チョコレートの香りに包まれている。たくさんのショコラティエが腕を競い、ブルージュ名物の白鳥の形をしたチョコレート「ブルージュ・スワン(Brugsch Swaentje )」をつくっている。



みどころ
救世主大聖堂(Cathédrale Saint-Sauveur):

ブルージュ最古の教会。中は美術館。

鐘楼(Beffroi):ブルージュきってのモニュメント。366段の階段を登ると、眼前に素晴らしい眺望が広がる。



市庁舎(Hôtel de Ville):

丸天井の広間は荘厳なゴシック様式。壁画もみごと。



魚市場(Marché aux Poissons):

1821年に遡る市場。月曜日から土曜日の毎朝、市が立つ。魚市場から、ステーンハウェルスダイク河畔(Steenhouwersdijk)、グルーネレイ河畔(Groenerei)を歩いていくと、ブルージュ最古の石橋、メーブルフ橋(Meebrug)とペールデンブルフ橋(Peerdenbrug)がある。グルーネレイ河畔の端まで行くと救貧院デ・ペリカーン(De Pelikaan)がある。同じ道を魚市場まで戻る。

フイデンフェッテルスプライン広場(Place Huidenvettersplein):広場に面して、革なめし工組合(1630~1716年)の 建物がある(「フイデンフェッテルス」とは「革なめし工」の意)。ローゼンブフットカーイ河畔に出ると、そこはブルージュ一番の写真スポット!



デ・ハルヴ・マーン(De halve maan):

1546年の文書にすでに名前が出てくるビール醸造所。上面発酵の地ビール、ブルッグス・ゾット(Brugse Zot)を醸造、その場で飲める。ガイドつき見学なら、醸造過程やこの醸造所の歴史が詳しくわかる。



ダイヤモンド博物館(Musée du diamant):

ダイヤモンドの世界を見渡せるユニークな博物館。ダイヤモンドの研磨作業を目の前で見られる。

ベルギーまでのアクセス:

D916号線で:
クードケルクブランシュ(Coudekerque-Branche)まで走り、次にA16号線に乗り換えてオーステンデ (Oostende)方面へ。E40号線に入り、ブリュッセル(Brussel)/ブルージュ方面へ向かい、7番ゼデルヘム/ロッペン 出口(Zedelgem/Loppem)で降りる。N397号線でブルージュまで。ベルグから約1時間。


この村のテーマ
  • 古城・城塞

カンブレ

距離: ベルグから 137 km

17世紀、18世紀の家々が建ち並ぶ古い通り、エレガントな広場、たくさんの彫刻がある広々とした公園・・・カンブレはまさにフランドルの典型的な町。17世紀の小説家フェヌロンの墓が納められている大聖堂、高い塔をもつサン・ゲリ教会はぜひ訪れたい。市庁舎の鐘楼の天辺にある自動人形が、鐘をついて時を告げる。

カンブレ名物、消化によく効くキャンディ、ベティーズ・ド・カンブレ(Bêtise de Cambrai)も忘れずに。


この村のテーマ
  • 芸術家ゆかりの地

ダンケルク

距離: ベルグから 10 km

ダンケルクは、カーニバル(謝肉祭)で知られる海岸の町。ダンケルクのカーニバルは、1月末から4月初めの間、約2ヵ月半にわたって行われ、1年を通して最大の行事。大きな太鼓を先頭に、ナポレオン風の軍服に身を包んだブラスバンドが通りを練り歩く。夜にはたくさんの舞踏会が催され、カーニバルの歌や現代音楽も交えて賑やかに祭りを祝う。

市庁舎
1901年建造のフランドル・ルネサンス様式の堂々たる建物。中央に高さ75mの鐘楼がそびえる。正面にルイ14世の騎馬像。

鐘楼
14世紀建造。高さ58mの方形の鐘楼で、当初は聖エロワ教会に属していた。なかには18鐘のカリヨンがあり、今も現役で活躍。1階にダンケルク観光案内所がある。エレベーターで塔の天辺まで上がれば、市の中心部からマロ・レ・バンの海岸、港まで見渡せる。

ダンケルク港湾博物館
ダンケルクの町と港湾・船舶建造の歴史、港湾と漁業の仕事の歴史をたどることができる。1階のテーマは経済、商業、軍事における港湾の機能。2階には、18世紀から19世紀までの船の模型がたくさん展示されている。
月休 
OPEN 10:00-12:45/13:30-18:00、7-8月10:00-18:00
入館料 大人5€、子供(7-12歳)4€
電話03.28.63.33.39
メールmuseeportuaire@nordnet.fr

リスバン灯台
276段の階段を登りきると、眼前に港と町のパノラマが広がる。灯台の歴史と働きを目にすることもできる。1843年に建設されたこの灯台は20海里四方を照らす。案内は港湾博物館で電話03.28.63.33.39。ダンケルクを離れる前に、菓子店ヴァンドワル(Vandewalle)でひと休み。オリジナルのお菓子ドワ・ド・ジャン・バール(Le doigt de Jean-Bart)を味わおう。
OPEN 火-土8:00-12:30/14:00-19:15、日・祝 8:00-14:00

ダンケルクまでのアクセス:
ベルグを出てD916号線でダンケルクまで。所要時間12分。


この村のテーマ
  • 史跡・遺跡

ル・トゥケ

距離: ベルグから 115 km

ベルグから115kmにあるル・トゥケは、砂丘と金色に輝く海浜で知られる。そしてランドヨットのパラダイス! 海岸と市街地を散策してみよう。

市庁舎(Hôtel de Ville)
イギリスゴシック様式と木造壁面を組み合わせた建物。

屋内市場(Marché couvert)
歴史的建造物に指定。

競馬場スタンド(Tribunes de l'Hippodrome)
歴史的建造物に指定。サンジャン通り(rue Saint-Jean)のシャ・ブル(Chat Bleu)でおいしいチョコレートを。

ル・トゥケまでのアクセス
D916号線でクードケルク‐ブランシュ(Coudekerque-Branche)まで。A16号線に乗ってカレー(Calais)方面へ向かい、 26番ル・トゥケ/エタプル出口(Etaples)で降りる。ベルグから1時間20分。


この村のテーマ
  • 史跡・遺跡

リール

距離: ベルグから 64 km

ベルグから64kmのところにあるリールは、ぜひ訪れたい素敵な町。17世紀から18世紀にかけて建てられた家や商店、カフェが並ぶ魅力的な通り、広場、博物館。グランプラス(大広場)の目と鼻の先にある菓子店「メールト」(Meert)で、リール名物のバニラ風味ゴーフルを!
(メールト: 27 rue Esquermoise. www.meert.fr 月曜休)

グランプラス(Grand Place)
リールの住民と観光客で賑わう広場。1792年にオーストリアに包囲されたときの抵抗運動を記念した女神像がある。現在は"Place de Général de Gaulle(ドゴールの出身地)"と表記されている。

旧株式取引所(Vieille Bourse de Commerce)
グランプラスに面した美しいフランドル・ルネッサンス様式の建物。1652年から53年にかけて建造され、後に改修。正面の多様な装飾と色彩が素晴らしい。中庭に古本屋が並んでいる。アーケードもそぞろ歩いてみたい。それぞれの門の上に、フランドルのライオンの紋章が掲げられ、当時はこの地がスペイン領だったことを彷彿とさせる。右手には建設当時からそのまま残るファサード、左手には1717年に建設された劇場テアトル・ドュ・ノールがある。劇場は現在、国立リール劇場の本拠地となっている。石畳の道を歩いていくと、1454年から1473年にかけて建設されたゴシック様式のリウール宮(Palais Rihour)がある。この中にリール観光案内所がある。

テアトル広場(Place du Théâtre)
広場に面してリール商工会議所と高さ76mのネオフランドル様式の鐘楼がある。その向かい側のオペラ座は19世紀の新古典様式の建物。グランド・ショセ通り(rue de la Grande-Chaussée)通りを起点に、フランドル・バロック様式の建物が面するルイーズ・ド・ベティニー広場(la place Louise de Bettignies)、モネ通り(rue de la Monnaie)まで、リール旧市街(Vieux Lille)も散策してみよう。復路はエスケルモワーズ通り(rue Esquermoise)でテアトル広場まで。

市庁舎(Hôtel de ville)
ロジェ・サラングロ広場(Place Roger-Salengro)に面する。建築家エミール・デュビュイッソンがフランドル地方の切り妻の家屋にイメージを得て設計し、1924年から1932年にかけて建設された。

リール美術館(Palais des Beaux-Arts)
ルーブル美術館に次ぐフランス有数の美術館。

リールまでのアクセス
D916号線でソクス(Socx)方面へ。A25号線に乗り換えてリール方面へ向かい、5番リール-サントル出口(N°5 Lille-Centre)で降りる。ブルグから約45分。


この村のテーマ
  • 史跡・遺跡

ルーベ

距離: ベルグから 81 km

ベルグから81km、リールから11km。ルーベは、市庁舎建物とプールを改造したユニークな美術館で知られる。

市庁舎(Hôtel de ville)
グランプラス(大広場)に面している。設計したのはパリのオルセー美術館を手がけた建築家。美しく調和のとれた建物は、ルーベのかつての繁栄の証。なかに入ると、ホールの広さ、正面階段の大きさに圧倒される。

ルーベ工芸美術館(La Piscine. Musée d'Art et d'Industrie de Roubaix)
プール施設を改造した一見の価値のある美術館。常に水をたたえるアールデコの空間に、絵画、テキスタイル、陶磁器、モビール、写真、彫刻が展示されている。建物そのものがアート。
住所23 rue de l'Espérance 59100 Roubaix(市庁舎と国鉄駅の中間)
電話03.20.69.23.60
FAX03.20.69.23.61
メールlapiscine.musee@ville-roubaix.fr.URLwww.roubaix-lapiscine.com
OPEN:火-木11:00-18:00、金11:00-20:00、土・日13:00-18:00
CLOSE:1月1日、5月1日、7月1日、8月1日、11月1日、12月2日
入館料 4.50€、18歳未満無料、毎月第1日曜無料(常設展のみ)

ルーべまでのアクセス
D916号線でソクス方面へ向かい、A25号線に入ってリール方面へ。リールからA1号線、次にA27号線に乗り換えて、2番ルーベ/ヴィルヌーヴ・ダスク(Villeneuve d’Ascq)出口で降りる。ベルグから約1時間。


この村のテーマ
  • 芸術家ゆかりの地